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曹洞宗大本山永平寺参籠と越後良寛遺跡巡りの旅

2006年11月11日 11時55分50秒 | 旅行

平成18年11月7日(火)8日(水)9日(木)2泊3日の旅へ。

この度、曹洞宗千葉県第一教区(6寺院)の檀家様の旅に住職の友人としてお誘いいただき、大切な先祖供養と温泉の旅に参加させていただきました。
羽田空港~小松空港(9:45着)に見舞われ、大揺れの の中に閉じこめられ、予定時間をオーバーして無事着陸。
の中を 越前竹人形の里 見学。
豪雪地帯の厳しい寒さに耐えうる良質の真竹や孟宗竹が育つ越前では、古来より竹細工が作られ、伝統工芸になった竹人形もその一つ。
創作竹人形館「黎明」は、多くの竹人形が展示された日本で唯一の竹人形館。
竹人形工房「かがり」でその創作風景を見学、職人たちが心を込めて作る様子と作品を写真に収めてみました。

 
   入場券         1ミリの4/1の人形の毛を作成中                   干支のイノシシ作成中

          
                 良寛さん                      かぐや姫
        
永平寺町:四季の森文化館(旧傘松閣)見学。
 平成8年5月にオープンした資料館と図書館の複合施設です。
 最大の魅力は永平寺の傘松閣を忠実に復元した総檜作りの傘松閣資料館です。
 別名「絵天井の間」ともよばれる160畳の大広間が、華麗な花鳥風月もそのままに再現されています。   

               

                    床の間の上段に 傘松閣 の文字を見る

永平寺 到着。先ず 外観 (写真は旅行案内のパンフレットより) と御朱印のご紹介

 
            山 門                        仏 殿

           
           法 堂                               永平寺御朱印  

一泊目は永平寺宿坊泊
案内された大広間には畳一畳に一枚のお布団が所狭しと敷かれていました。
一休みする暇もなく、入浴は20分で。次は法話、座禅、夕食は勿論精進料理、「五観の偈」 一 には功の多少を計り、彼の来所を量る。
・・・を唱え、食べ方、残った時は・・・等の教えをいただきながら雲水さんのご苦労に思い噛みしめながらいただきました。
お茶をいただく前には朝食に備え、お箸を洗ってからいただくなど合理的と申しますか生活の知恵なるものが伺えました。
    消灯 21時
      起床  3時
    法要  4時 ~
とても寒い朝でした。
まだ夜の明けない薄暗く長い廊下を渡り、170余段の階段を一歩一歩進み、立派な法堂にて80余名の僧侶の皆さんに先祖供養を行っていただきました事は心の安らぎをいただきました。
2日目(8日) 

永平寺門前 ~ 北陸道を  の旅を楽しみながら 良寛記念館 を見学。
良寛の遺墨を多く収蔵している記念館。
丘を上がると良寛を慕ってここを訪れた山頭火などの歌碑がある。
はるか向こうには良寛が母を偲んで眺めた佐渡島がよく見えました。

                      

                       良寛さんのお人柄が偲ばれる作品
                     
3日目(9日) 
弥彦神社参拝
 弥彦山の東麓、杉、ケヤキの森の中に社殿を構えた越後国一ノ宮。
 越の国に製塩・漁労・農耕の技術をもたらした天香山命を祭り、古くから信仰を集めている。
 現在の社殿は1916年(大正5)に再建され、弥彦山を背にした荘厳なたたずまい見せる。

 

境内には 菊花展  が盛大に開催されていました。

国上寺参拝 
当山は、元明天皇和銅2年(709)に越後一の宮弥彦大神の託宣により建立された越後最古の古刹です。
上杉謙信公、長岡市の牧野公の祈願寺として、往時の隆盛を極めました。
格式としては、孝謙天皇より御宇にて正一位を賜り、北海鎮護仏法最初の霊場として信心のより所とされてきました。とご案内をいただきました。
            
                                 

               
                        五 合 庵
国上山の中腹、国上寺境内の林の中にある間口2間の萱葺きの小さな草庵。
良寛が全国各地の寺で厳しい修行、研鑽を重ね、1793年(寛政5)頃から20年近く住みつき数々の詩歌や書などの作品を遺した場所。
現在の庵は1914年(大正3)の再建。

  
           五合庵 ~ 吊り橋を渡り ~ 紅葉には少し早い風景を眺めながら国上山公園を散策  

良寛の里美術館 見学。
良寛と愛弟子・貞心尼の書や詩歌を中心にゆかりの文人墨客の作品も含めて展示。
展示室の他「和島の良寛・良寛と貞心尼」など大型スクリーンに映像が映し出され、良寛の心が身近に感じられました。
又、書道等が無料で体験出来るコーナーがあり、恩師に良寛の歌を何点か書いていただき、とても良い記念になりました。

      
                              
高校時代の恩師高橋先生に書いていただいた良寛さんの歌


          帰路は 寺泊 魚のアメ横にて家族への  の等を  が重くなるほどに買い込み、思い出の旅を後にしました。
私はこの度の旅に「竹人形の里」で伝統工芸を継承している青年のお姿、永平寺の雲水さんが過酷な研修に耐え、努力されていらっしゃるお姿に感動いたしました。


           「竹人形の里」で求めた2007年度の干支                       永平寺でいただいたお箸                             

コメント (14)
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