会次第及び出席者名 母と子 1995年作 記念文集
平戸 眞氏 (75歳)(元千葉大学教授、教育学部美術科、彫刻家)
2005年12月5日午前0時20分、肺気腫のため千葉市内の病院で死去。
新聞の「お悔やみ」欄に先生のお名前を拝見して友人の皆さんとお葬儀に参列しましてから3年余が経ちました。
私達は花園中学校に於いて先生の最初の教え子になります。
後に千葉大学教授、教育学部美術科、彫刻家としてご活躍され、1994年千葉大学退官まで多くの皆様を育てられました。
この度、千葉大学の教え子有志の皆様が中心となられ 「遺作展」 が企画されました。
その遺作展にあわせて各世代の教え子、同僚、知人、友人の多くの皆様が一堂に会して先生の思い出を語り合う記念パーティが開催されました。
私達一番最初の教え子有志6名も出席させて頂き、100名程の出席者の中に平戸先生と大親友でした多賀先生のお姿がありました。
中学校時代に男子は体育をご指導いただき2年生の時に 「多賀学級」 でお世話になりました方も半世紀振りの懐かしい再会にお話も弾みました。
「思い出を写真で追う!」 に於きましては、スクリーンに映る最初は私達中学校時代の懐かしい思い出の写真でした。
教え子の一人の 大川義行様 教育テレビの理科のお兄さんとして、NHKの芸術祭参加のドラマ「四季ユートピアノ」等に出演されたお方が映像で先生をご紹介したいと
先生が70歳時の「アトリエ訪問」を収録、ナレーションも担当された作品は、千葉TVご紹介されたそうです。
その作品が披露され、先生の制作中のお姿、お声等とても懐かしく拝見させて頂きました。
私達中学校教え子有志一同は先生のご冥福を心よりお祈り申し上げました。 合掌
そして 「先生の思い出」 を綴られました記念文集(上記写真)にお言葉を寄せられました鵜月教頭先生のお名前がありました。
先生が語られました多くのお話に当時が懐かしく蘇って参りました。
先生は「95歳を迎えた私は“都苑”へ習字のボランティアに通うのを生き甲斐にしている。
それも“都苑”の玄関で迎えてくれる「はぐくみ」の母子像(上記写真)を見て母に思いを馳せ、在りし日の先生を思い感激を新たにしてボランティアに臨んでいるからでも
ある。」と結ばれておりました。
パーティが夜の事もあり鵜月先生にお逢いする事が出来ませんでしたが、毎年素晴らしい毛筆のお年賀状を頂き大切に保存致しております。
当日の様子を鵜月・多賀両先生にプリントしてお届けしたく存じます。
最後になりましたが、奥様も彫刻家として美術協会の要職につかれ、千葉市 ・ 千葉県展他に作品を拝見させて頂けますことはとても嬉しく思っております。
奥様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げさせて頂きます。
パーティ会場 奥様先生を囲んで談笑
平戸先生に初めてご指導を頂いた花中生徒 奥様先生と親友の多賀先生
奥様先生のご挨拶 奥様・多賀両先生を囲んで出席者吾ら