103歳竹下先生最終講義にて(平成24年4月1日付) 平成20年5月白寿記念刊行の著書
日本史の先生としてご指導いただきました竹下先生が、103歳のお元気なご活躍にとても嬉しく大きな を贈らせていただきました。
千葉日報にご紹介の記事から一部を転載させていただき、懐かしい先生に思いを致したく存じます。
竹下先生は、1939年に当時の千葉県立高等女学校 ( 千葉2高 ~ 現千葉女子校) の教諭となり、69年に退職した。
その後、「戦争中、大変だったので先生の講義をゆっくりと受けたい。」 との教え子の希望に応じ、75年から公民館で歴史講座を始めた。
「竹百会」 として松波公民館で月1回の講義を続けてきた。
(中 略)
これまでに、戦国武将から郷土の偉人や時事問題まで、日本史を中心に幅広い話題を取り上げてきた竹下先生。
最終講義のテーマは 「大原幽学」 だった。
旭市を中心に各地で農民と農村改革運動を指導した幽学の生涯と功績を情熱的にに語り続けた。
講義を終えた竹下さんは 「公民館での歴史講義は2560回になる。平均40人とすると10万人が受講した」 と振り返った。
さらに、指先や足首の運動などの健康法を紹介して、受講生を気遣う余裕振り。
参加者は 「先生の老いを寄せ付けないような情熱は驚きでした」とか「私の人生にとても良い刺激を頂きました」 などと感慨深げな様子だった。(以上転載より)
先輩の皆様からお話しは伺っておりましたが、残念ながら直接受講の機会はありませんでした。
平成20年5月に上梓されました 「われ生涯一教師 100年の志」 を拝読させて頂きました事に先生のご活躍を知る事となりました。
最終講義をされた 「大原幽学」 につきましては、千葉県 匝瑳市(そうさし)・旭市の旅 に 「大原幽学」 に関する資料を展示してある「大原幽学記念館」 や旧宅のある
「大原幽学遺跡史跡」を訪ねて学びましたことにもご縁を感じ、とても嬉しく思いました。
先生の益々のご健勝をお祈り申し上げましてお疲れ様を申し上げさせていただきました。
恩師に思いを寄せて詠む
白寿記念の恩師の著書は『われ生涯一教師 一〇〇年の志』
百三歳立ちしままの最終講義に大原幽学を二時間語る
厳しくもほのぼのとあり先生の日本史学ぶは高三の午後