平成27年 沖縄戦70年、不戦誓う 6月23日は 「慰霊の日」、犠牲者を追悼
沖縄全戦没者の御霊に哀悼の誠を捧げます 合掌
式 典 会 場 式 典 斎 場
太平洋戦争末期、多くの住民が巻き添えになった国内最大の地上戦が展開された沖縄県は6月23日、戦後七十年の節目となる「慰霊の日」を迎えました。
最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で県主催の沖縄全戦没者追悼式が行われ、平和の誓いを新たにしました。
追悼式には安倍晋三首相や衆参両院議長らのほか、昨年に続いてケネディ駐日米大使ら約五千四百人が出席。犠牲者の冥福を祈り、正午の時報に合わせて一分間黙とうをしました。(以上HPより)
「平和宣言」 素晴らしかった「平和の詩の朗読」
「平和の詩」の一部を転載させて頂きます。
「みるく世(ゆ)がやゆら」
みるく世がやゆら平和を願った 古(いにしえ)の琉球人が詠んだ琉歌(りゅうか)が 私へ訴える
「戦世(いくさゆ)や済(し)まち みるく世ややがて 嘆(なじ)くなよ臣下(しんか) 命(ぬち)ど宝」
七〇年前のあの日と同じように
今年もまたせみの鳴き声が梅雨の終りを告げる
七〇年目の慰霊の日
大地の恵みを受け 大きく育ったクワディーサーの木々の間を
夏至南風(かーちーべー)の 湿った潮風が吹き抜ける
せみの声は微かに 風の中へと消えてゆく
クワディーサーの木々に触れ せみの声に耳を澄ます
みるく世がやゆら
「今は平和でしょうか」と 私は風に問う
花を愛し 踊りを愛し 私を孫のように愛してくれた祖父の姉
戦後七〇年
再婚をせず戦争未亡人として生き抜いた祖父の姉
九十才を超え 彼女の体は折れ曲がり ベッドへと横臥(おうが)する・・・続く。
方言を交えながら内容は勿論ですが、朗読も素晴らしかった。
「喜屋武(きゃん)岬」についてHPよりより転載させて頂きました。
戦争の悲惨さを私達に伝えてくれる、沖縄本島南部地域一帯、通称「南部戦跡」。
その中でも、特に悲劇の場とされている場所が「喜屋武(きゃん)岬」です。
「平和の礎(いしじ)」建設の趣旨(HPより)