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ご訪問を頂きまして有り難うございます

平和への願い 古稀を迎えて を頂きました

2015年08月08日 18時03分37秒 | 遺族会(各追悼式・戦争証言などを含む)


題字・署名は直筆です

先日、2015年04月11日2015年04月13日 にご紹介させて頂きました日本遺族通信九段短歌投稿者の友人田中恭子様よりご恵贈頂きました「平和への願い 古稀を迎えて」をご紹介をさせて頂きます。

早速ページを繰りますと、お父様への鎮魂歌は七十首余を詠まれ、お祖母様、お母様の挽歌にご苦労を偲びながらもご主人様への感謝、お子様方、お孫様たちへの愛情溢れるご家族のお姿に熱い思いがこみ上げて参りました。
多くのお歌の中から挽歌を中心に又、
社会貢献にご尽力をされていらっしゃいますお姿もご紹介させて頂きます。

お父様への鎮魂歌より

   温もれる膚触るるなき戦没の父の短歌を墓標に刻みぬ
   南方のバナナ書かれし父の軍事郵便一才のわれに呉れたしと
   軍服の胸に一才のわれの写真収めて征きしと聞けば切なし
   戦いの終りも知らず若き父赤道直下の離島に眠る
   二十四才の父の背なをば流すごと墓石清むる盂蘭盆の朝
 

お祖母様へ

   父の名を呼びて陰膳供えたる祖母の丸き背まな裏に顕つ
   「親切」はいつか己に返りくる胸に仕舞いおく祖母の教訓
   虫干しの祖母の単衣の萩の花揺れてはなやぐ風来るたびに
   星形の花ゆらしゆく墓参り祖母の好みし丁字草抱えて
   荒きことば無かりし祖母の墓を訪う形見のレースの日傘揺らして

お母様へ

   防空壕に潜みてわれを抱きたる母の鼓動を今も忘れず
   胎内にいるごと背なを丸くして寝入りし母に毛布かけやる
   いつしかにわれを「母さん」と呼ぶ母の幼女のごとき澄みたるまなこ
   あざやかな茄子紺出さんなすび漬母の残ししメモ帳めくる
   亡き母の愛用の鍬磨き上げ畝作りゆく快晴の朝

そして様々な社会貢献にご尽力をされました日々又、今後に大きな  を贈りたく存じます。

調停委員として
   調停の争いのもと探りつつわが身とぞ思い学び来たりぬ
   ひたすらに幸せ希い十六年当事者双方の声を聴きつつ
   十月の空澄みわたる今日の受賞わが傘寿へのスタートとせん

特養老人ホームのボランティア訪問
   ボランティアのわれを握れる手の温し惚けし人の家に帰せと
   呆けたる人のやさしき眼差しに我が娘と云うなりボランティアわれを

お茶の先生としてのボランティア
   お稽古の子らは良い子に正座する茶室に鬼の来るを信じて
   お点前の手先見つむる園児らの今にも落ちそうつぶらな瞳
   とつとつと抹茶を点てる中学生登校出来ぬ悩み持ちつつ

研修「海外の地域福祉の現状を視る」 平成12年9月4日~9月14日まで
   最初の訪問国 牧歌的なデンマーク王国~ユーロスターで長い歴史と未来が融合する國イギリスへ
   「エイジーコーンサーン」支部視察まで。
   以上の企画は町商工観光課の公募による参加と記載ありましたが15ページに及ぶ詳しい研修報告をされておりました。

   はじめてのパスポートしっかり身につけて福祉先進国の研修に発つ

以上138ページにまとめられました大作の一部ですが、ご紹介させて頂きました。
お生まれになられました時から母子家庭でしたとおっしゃいます田中様ですが、お父様がお母様に送られました大切な軍事郵便よりの一通から
「明るさと素直さを生かす如く恭子の訓育を望む」を胸に刻み、励まされながら
お祖母様、お母様を支えて今日のありますことに心から敬意を表します。
お心のこもりますお歌の数々を心して拝読させて頂きました。
暦の上では立秋を迎えておりますが、まだまだ暑さ厳しき折にどうぞご健勝にてますますのご活躍をお祈り申し上げます。
この度のご縁に有り難く御礼を申し上げます。   

コメント (4)
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