奈良の前田様のメールに葛城山について学ぶことができました。葛城山と美しい芍薬のお写真と共にご覧いただきたくご紹介させて頂きます。
「前田様より」
新緑が一番美しい季節です。
例年なら来週頃から葛城山(標高960m)のツツジが見頃を迎え、ロープウェイの順番待ちが2~3時間を超えるほどの観光客が押し寄せるのですが、今年は新型コロナの
影響で5月31日までロープウエイの運行が中止されています。
葛城山は460年に雄略天皇が鹿狩りに行った時、紅紐の付いた青摺の衣を着た天皇一行と全く同じ格好の一行が向かいの尾根を歩いているのを見附け、天皇が名を問うと、
「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と答えた。
天皇は恐れ入り、弓や矢のほか、部下の着ている衣服を脱がせ、一言主神にささげた。と古事記に記されています。
山岳仏教の創始者と言われる、役行者が修行した山でもあり、登山道もありますが、私はもう歩いて登る元気はありません。
今日は曇り空ですが、時々晴れ間も見え、葛城山の新緑が日に映えてきれいです。
新型コロナの影響で、観光地は何処も閉鎖されていて出掛けるわけにもいきませんが、近くの製薬会社が、薬剤の原料となる芍薬を栽培していて、丁度見頃を迎えています。
ちなみに、葛城山の麓には一言主大神をお祭りした、一言主神社が鎮座しており、地元では「一言さん」と呼んで親しまれています。
は製薬会社が、薬剤の原料となる芍薬を栽培しているところとご紹介頂きましたがお見事ですね。