令和2年度春季特別昇段級試験 漢字条幅の部 5段~準師範に挑戦結果発表は?
残念!5段原級留め置き4枚目の証明書
草書 「臨書」 行書 「臨書」 楷書 「創作」
「争座位文稿」(そうざいぶんこう)について学びたく保存しました。
《争座位文稿》は、《祭姪文稿》(さいてつぶんこう)、《祭伯文稿》(ともに758年 真卿50歳) とともに顔真卿の「三稿」と呼ばれて有名なものです。
唐の代宗の広徳2年(764年 真卿56歳)11月に、右僕射の郭英乂に与えようとした手紙の原稿ですから、本来は「郭英乂に与える書」とでも呼ぶべきものですが、その内容が百官集会の坐位(席次)について、郭英乂の取り扱いを不当なものとして抗議したものなので、一般に《争座位文稿》とか《争座位帖》と呼ばれています。
《争座位文稿》の真跡本は『宣和書譜』巻三に著録されていますが、それ以降は行方が知れません。
現在伝えられる刻本は宋代以後のもので、7種類あります。この中で有名なのが、碑林に収蔵されているこの「関中本」(西安本) です。
「関中本」の刻石は、刻された年代も刻者も不明ですが、宋代にすでに刻されたと推定され、刻者も安氏ではないかと言われていますが、確かな拠り所はありません。
しかし、その刻法は精密で、文字に精彩があり、最も評価の高いものです。
1字1字の造形を均衡の上に成り立たせ、丸みを持ちつつ、しかも強く、率意のうちに書かれています。
媚びたところはなく、筆の運びにも力みがなく、すみずみまでよく神経がゆきとどき、大小・長短・肥痩などの変化の妙趣に富んでいます。しかし、米芾が見たという真跡本は「書き切れないときは行の下の余白に横に書き入れてある」とあり、元の姿ではないようです。
なお、この刻石は、どういうわけか縦書きのものを横にして建てられています。 (以上はHPより転載)
3点の作品は、未熟ですが提出後の作品の中から参考のために保存することに致しました。
「争座位文稿は1字1字の造形を均衡の上に成り立たせ、丸みを持ちつつ、しかも強く、率意のうちに書かれています。・・・」 ↑ とありますので行書の臨書は強さが感じられないと反省しております。
平成15年1月から市川蘭華先生にご指導を頂ききましてから17年目を迎えることができました。
書道を学びたい!長年の念願でしたが60歳すぎの開始に体力・気力ともにお稽古も厳しい日々でした。
先生のご指導のおかげで16年間レッスンを続け、展覧会出品へのご指導も頂き、多くの貴重な経験も頂きました。
ただ今までに半紙漢字・かな・ペン字が師範を頂き、かな条幅部は令和元年度秋季昇段試験に準師範を頂きました。
この度は漢字条幅5段~準師範へ4回目の挑戦でしたが残念!練習不足でした。
果てしなく遠い準師範への挑戦ですが、令和3年に5回目の挑戦に頑張りたく思います。
コロナ感染の恐怖から、ボランティア関係他の役員会はパソコン、メール、書面、電話などの連絡に外出をしませんことに、不謹慎と言われそうですが孫の家庭学習のアドバイスをはじめ、読書、筆を持つ時間を頂けます事に日々を大切に過ごしております。