毎年、初詣に300万人以上もの参拝客が訪れる千葉県成田山新勝寺では早くも、来年のお正月に向けた準備が進められています。
千葉県成田山新勝寺では、11日から来年の初詣用の護摩札づくりが始まりました。
護摩札は、初詣の祈祷を受けた参拝客に授けられるもので、年末までに用意される札は約60万体、20人ほどの僧侶が携わるということです。
初日の11日は新型コロナウイルス対策に配慮し、マスクをつけた僧侶8人が広間に集まり、モミの木の札にご本尊の不動明王を表す「梵字」を筆と刷毛を使い分けながら一文字
ずつ丁寧に書込んでいきました。
護摩札は梵字が書かれることで不動明王が宿るとされていて家内安全や商売繁盛など願いが記された紙を巻きつけた後、仕上げに紅白の水引をギュッと締め付けて完成します。
千葉県成田山新勝寺では、感染症対策として混雑が予想される正月の三が日などを避けて参拝する「分散参拝」を呼び掛けています。
(以上は千葉TV放映より)