今年も早くもカレンダーを1枚のみを残す季となりました。
12月は締め切り日が早く12月3日(木)に何とか6点(ペン字は作品無し)の作品を提出することが出来ました。
提出後の未熟な作品ですが私の記録として保存することに致しました。
読み「楓葉廬過」(ふうようろか) 詠み「新わらの屋根の雫や初時雨」
秋の情景を草花に託して読み上げた語句 森川許六句(江戸時代前期~中期の俳人)
成績は「師範 天」でした 成績は「師範 地」でした
古筆鑑賞 「十五版歌合」 実用書
詠み 「八番 小野小町(おののこまち)」 成績は残念!「選外493名中に」
いろみえでうつろふものはよのなかのひとのこころのはなにざりける
成績は残念!「選外151名中に」
かな条幅詠み 「かきくらししぐるる空をながめつつおもひこそやれ神奈備(かんなび)のもり
成績は「準師範 50名中18番目に」
素晴らしい先生が同じ町内においでのことは以前より存じ上げておりましたが、なかなか先生をお訪ねすることが出来ずにおりましたが、還暦を迎えた平成15年1月から
女流書家 市川蘭華先生にご指導を頂き、おかげさまで18年間楽しく学んでおります。
初めて先輩方の展覧会作品鑑賞時に先生が「このお方は傘寿を迎えたお方の作品です」と素晴らしい作品のご紹介に、当時は80歳を迎えて筆を持つお方がおります事は考え
られずにとても感激しました事が思い出されます。
そして現在、傘寿を迎えております老婆がボケ防止のために筆を握っておりますことは18年前の展覧会の作品に励みを頂いておりますように考えております。
今までは墨の香に幸せを感じながら1日、5~6時間以上の練習を楽しく行うことが出来ておりましたが、傘寿を迎えました頃より気力の衰えを感じ、長時間筆を持つことが
出来なくなりました。残念!
特にペン字が思うように書けなく、又作品も1日1点から2点の2時間程度の練習に日数を重ねなくてはならなくなりました。
先輩方が、「その時(歳)にならないとわからないわよ」と耳にしておりました事が日々思い出されます。
先日、千葉市民展応募書類を受理しましたが展覧会出品は無理と申し上げましたら先生は「無理をせずに今まで書いた中から選んでもいいわよ」とのお言葉にもう1年頑張ろう
と思っております。
これから1月7日(木)月例作品6点の提出、1週間後の14日(木)千葉市民展作品提出には短歌1首を清書したく思っております。
いつまで筆を持つことができますかわかりませんので自分自身に挑戦したく考えております。私ごとに最後までご覧いただきまして御礼を申し上げます。