千葉市立郷土博物館のHP https://www.city.chiba.jp/kyodo/
千葉市立郷土博物館では、12月13日(日)迄 「軍都千葉と千葉空襲」をテーマに、市内の軍事施設、当時の市民生活、昭和20年6月と7月の空襲、戦後の復興と平和都市宣言
などの様々な視点とそれを伝える資料を通じて、「市制100周年」を迎える千葉市にとって忘れてはならない戦争の歴史と平和の尊さについて紹介します。
千葉市立郷土博物館全景 千葉市立郷土博物館入口
入場券(入場は無料) 記念誌 定価 600円 が発行されていましたので購入してまいりました
館内は撮影不可ですので内容につきましてはHPでご覧いただきたく宜しくお願い申し上げます。
記念誌より一部ご紹介させて頂きます事は何と申しましても昭和20年6月と7月の2度の空襲の悲劇を忘れることができません。
千葉市の空襲について(HPより転載)
【6月10日の空襲】
6月10日の空襲は7時45分からB-29の編隊100機によって攻撃された。
被害地域は蘇我の日立航空機千葉工場(跡地は現在JFEスチール東日本製鉄所の一部)、新宿町、富士見町付近で、同日の空襲によって千葉県立千葉高等女学校(現:千葉県立
千葉女子高等学校)などの施設も被災した。
被災面積は26ha、死傷者は391名。
【7月7日(七夕空襲とも呼ばれている)の空襲】
7月7日の空襲は1時39分から3時5分にかけての夜間空襲で、B29・129機によって行われた。
この空襲によって、省線千葉駅、(旧)京成千葉駅のほか椿森や作草部等にあった鉄道第一連隊、気球聯隊、陸軍高射学校などの軍事施設に被害が出た。
また、千葉市街地を目標にした焼夷弾などにより千葉市中心地のほとんどが焼け野原となった。
被災面積205Ha、死傷者は1204人。
以上はほんの一部ですが、「軍都千葉」におかれた各種の軍施設にスポットをあて、その施設の内容や活動状況等、多くの資料が展示されておりました。
コロナ禍の中でしたが、遺族会女性部役員として来年度「千葉市遺族会記念誌」発行のための見学を実施してまいりました。
園内には千葉空襲の犠牲者名が刻まれた平和祈念碑「忘れない千葉空襲」・原爆犠牲者の「原爆者慰霊碑」などが建立されております。
犠牲者名が刻まれた平和祈念碑「忘れない千葉空襲」 原爆者慰霊碑
「千葉空襲」平和祈念碑が完成 2015年07月05日
上記ご紹介はNHKニュースに紹介されました記事です
園内の「お休み処」が営業しておりましたので休憩してまいりました。
「お休み処」 庭園を望む
園内には「お茶室」 ↑ がありますがコロナ禍に残念!休会中 美味しいうどんの後に昆布茶と美味しいデザートを頂きました
本日の参加者遺族会女性部4名は偶然にも高校の同窓生でしたことに、6月10日の千葉空襲に母校が被災し、先輩の皆様がご苦労されました事などにも話が及び悲しい思い出
を語りながらも有意義なひと時を過ごすことができました。休憩後は園内の紅葉を眺めながら帰途に着きました。
わずかな紅葉でしたが心が和みました 参加者のお仲間です