平成28年5月 靖国神社社頭に掲示されました遺書 合掌
「今こそなんの心残りなく戦友に負けず勇躍征途につきます。死して再び帰らず。」 ↑ 今号もお若いお方のお言葉に胸が痛みます。残念です
今号にも全国から寄せられました鎮魂の歌から選者の先生に12首を選歌頂きましたのでお目を通して頂けましたら幸甚に存じます。
白髪を桜の風になびかせて戦争遺児は父に手を振る 桑名市 遺児女性
十歳で別れし父の面影を思ふは遙かスマトラの地を 登米市 遺児男性
「読んでるよ」九段短歌でバスの中励まし言葉に慰霊の祭 甲州市 遺児男性
ますらをの御霊親しく降り給ふ靖國神社の春の大祭 鳥栖市 遺児女性
あまたなる英霊宿す靖國の桜の花房黙して揺るる 青森県 田中恭子様
父ねむる靖國神社へ心馳す東京の桜開くのニュースに 上田市 遺児女性
年いちど「神」として祀らるる兄に逢ふ靖國神社昇殿参拝 江南市 遺族女性
遺影の父瞼に浮かべ靖國で会ひに来たよと額垂れをり 長浜市 遺児女性
征く父を母と二人で見送りき諏訪口の雲父に似て消ゆ 甲府市 遺児男性
お彼岸に墓まゐり終へ鶯の初音聞きつつ山道下る 豊後高田市 遺児女性
昨春の靖國神社の奥の院ただ涙して参拝するを 呉市 遺児女性
遺児われら「にっぽん丸」に乗船して三千余海里の追悼の旅す 千葉市 私
私の歌は、終戦70周年記念 慰霊友好親善事業 洋上慰霊 平成28年3月1日~10日 に参加をさせて頂きました感謝の思いを詠ませて頂きました。
という辛い時代です。読む親族もお辛いでしようね。
今回の洋上慰霊の作品もすばらしいです。
今頃は福井県の旅でしたね。
思い出深い旅でありますように・・・
いつも道中は神奈川県の友人二人と一緒ですが、前回の思い出話にお二人から
松原様に宜しくお伝え下さいとございましたので申し添えます。
本当にお世話になりました。
この度はお天気に恵まれ、旅行会社が名付けました「充実の小浜 国宝と蘇洞門めぐり」
を楽しんで参りました。