東京大空襲74年 命の尊さ語り継ぐ 合掌

東京大空襲の犠牲者への鎮魂の願いを込め、白くライトアップされた東京スカイツリー
10日夜、東京都墨田区で
1945年3月の東京大空襲から74年となった3月10日、犠牲者の遺骨が納められている東京都墨田区の都慰霊堂で法要が営まれた。
秋篠宮ご夫妻も参列され、遺族ら約六百人が犠牲者の冥福と平和を祈った。
遺族らは慰霊堂の前で献花し、手を合わせて犠牲者を追悼。参列した練馬区の鈴木美津恵さん(77)は、空襲で造船所に勤めていた父親を亡くした。
当時の記憶はほとんどないが「空襲後、吾妻橋も隅田川も死体の山だったと聞く。母が父を捜したが結局見つからなかった」と振り返り、「父の顔も全然覚えていないのに、今でも突然帰ってくる夢を見る。もう70年以上も前のことなのにね」と言葉を詰まらせた。
小池百合子知事は「戦後生まれの世代が大半を占めるようになった今、私たちには戦争の悲惨さを風化させず、命の尊さや平和の大切さを語り継いでいく使命がある」と誓った。
東京大空襲は太平洋戦争末期の45年3月10日未明、米軍のB29爆撃機三百機以上が現在の東京都江東区、台東区、墨田区などに大量の焼夷(しょうい)弾を無差別に投下。
十万人以上が犠牲になったとされる。 (岡本太様の記事より転載させて頂きました)
2008年放映の石川光陽氏の「3月10日東京大空襲 語られなかった33枚の真実」のHPのご紹介
http://www.wikiwand.com/ja/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E5%85%89%E9%99%BD
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