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気温は春らしくなる見込だが午後は一雨の予報。展望など望むべくも
無いので、軽めのハイキングで甘楽の峠に絡んだ二つのモヤモヤを解消しに行く。
一つは天引森林公園から鳥屋峠への峠道で峠間近で稜線への這い登り
ポイントを忘れてしまっていること、もう一つは先日、上日野の「矢掛」から
亀穴・新屋峠を目指した時、山中の廃屋発見に気を取られ、峠には着いたものの
古道を外してしまったことである。今日は甘楽側から。
254号線で吉井を抜けて西進、新屋の「金井信号」を左折して204号線に
乗り換え。3キロ一寸で鳥屋林道に左折。ここの入り口には林道看板はないが
途中に錆びだらけの表示があるからこの林道名に間違いは無い。
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林道走り2.5kで立派な設備の森林公園園地駐車場(10.46)。
峠道入り口は西の竹薮方面、遠くからも長い赤リボンが良く見える。尤も
このリボンが登山用と言う事でもないらしいが。
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最初はかなりの厳しい急登で杉林の中、やがて蛇行して東面の明るい落ち葉の
道になるとやや平坦。直ぐに第1目印の大銀杏前(10.57)。
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かって爺イはここで初めて熊に遭遇し、全身硬直して声も出ず熊が去ってから
園地へ逃げ帰った事が有る。根元に「甘楽」と書かれたNO.入り標柱。
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やがて腐った木橋で沢を渡って再び登りに掛かり分岐を右に進むと、第2目印の
切り返し場所。(11.13)右側に白い棒柱。
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林の中を東に大きく迂回して幾つかの尾根を跨いで再び南進、y字型の分岐は
右の登りを選択(11.23)。
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少し登ると乗り越えと言うか、小峠との感じの
場所を通過(11.32)。暫くで初めて目印赤テープ発見。
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道は倒木が多く大荒れになるが、いよいよ前面に稜線が見える問題の場所。
(11.46)
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小尾根を真中にして左右に別れる。左へ直進するのは前回辿った沢登コース。
峠道は右の沢に入ってから稜線に這い上がる筈だが、少し探ったがテープは
見付けたが崩落していて取りつき位置が又もや判らない。
仕方なく、ゴルフのライン読みではないが判らなければ真中だ、とばかりに
強引に真中の尾根を進むことにした。どっちにしても峠までの高度差を登る
のは同じだから。
やがて峠道に合流、入り口は帰途に確認する事にして峠に急ぐ。
僅かな登りで新屋峠着(12.03)。
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西の稜線は一山越えて亀穴峠、
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東の稜線は北側に細い踏み跡を伴って吉井堺の摩利支天山方面。
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さて、峠を南に乗り越えて古道を下ると昔の道標。ここが上日野から来た時の
新屋峠と亀穴峠との分岐(12.06-12.25)。休憩と昼食。
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休憩後、上日野に向かって下りに入る。先日の間違い地点を探るためだ。
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最初はいきなり予想と反対の東に向くのでヒャッとしたが、檜林の手前で
急旋回して雑木林との堺を西へ。数百㍍で前方にトタン張りの廃屋発見。
これは日野から来て最初に見る廃屋、ここから家の裏手に綺麗な道が
あったので釣られて進んでしまったのだ。そして第2の廃屋で道が消滅
していたのであるから、その道は峠道ではなく上の家までの道だったのだ。
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今度は誰もが間違う事の無いようにテープ付けして、
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苦しい登り返しを頑張って峠に帰りつく(12.55)。
休む間も無く往路の不明個所を確認のため峠を甘楽側に下るが、峠脇に
破損した石宮発見。
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下りは直ぐに巾の狭い道となるが、往路で登った小尾根の始まりが
右下に見える位置から急に斜面を蛇行で急下降して沢筋に降り立つ
(13.08)。
そこは何と往路で見た崩落地点より僅かに10㍍の奥。良く判る様に
テープ付け。
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目標とした二つのモヤモヤが解決できて気分良く、荒れ道を下る。
乗り越し通過は13.21、銀杏の木前が13.41、近くの小山に
登ってみたらここにも壊れた石宮、正面に「三峰山」、側面に「寛政九年」
とある。
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1797年だから将軍・家斉の長期政権で、北方海域にロシア人や英国人が
ウロチョロしていた頃の事だ。駐車場には13.53。
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帰途には鳥屋林道に点在する石像の写真を撮りながらゆっくり下る。
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無いので、軽めのハイキングで甘楽の峠に絡んだ二つのモヤモヤを解消しに行く。
一つは天引森林公園から鳥屋峠への峠道で峠間近で稜線への這い登り
ポイントを忘れてしまっていること、もう一つは先日、上日野の「矢掛」から
亀穴・新屋峠を目指した時、山中の廃屋発見に気を取られ、峠には着いたものの
古道を外してしまったことである。今日は甘楽側から。
254号線で吉井を抜けて西進、新屋の「金井信号」を左折して204号線に
乗り換え。3キロ一寸で鳥屋林道に左折。ここの入り口には林道看板はないが
途中に錆びだらけの表示があるからこの林道名に間違いは無い。
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林道走り2.5kで立派な設備の森林公園園地駐車場(10.46)。
峠道入り口は西の竹薮方面、遠くからも長い赤リボンが良く見える。尤も
このリボンが登山用と言う事でもないらしいが。
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最初はかなりの厳しい急登で杉林の中、やがて蛇行して東面の明るい落ち葉の
道になるとやや平坦。直ぐに第1目印の大銀杏前(10.57)。
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かって爺イはここで初めて熊に遭遇し、全身硬直して声も出ず熊が去ってから
園地へ逃げ帰った事が有る。根元に「甘楽」と書かれたNO.入り標柱。
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やがて腐った木橋で沢を渡って再び登りに掛かり分岐を右に進むと、第2目印の
切り返し場所。(11.13)右側に白い棒柱。
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林の中を東に大きく迂回して幾つかの尾根を跨いで再び南進、y字型の分岐は
右の登りを選択(11.23)。
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少し登ると乗り越えと言うか、小峠との感じの
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道は倒木が多く大荒れになるが、いよいよ前面に稜線が見える問題の場所。
(11.46)
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小尾根を真中にして左右に別れる。左へ直進するのは前回辿った沢登コース。
峠道は右の沢に入ってから稜線に這い上がる筈だが、少し探ったがテープは
見付けたが崩落していて取りつき位置が又もや判らない。
仕方なく、ゴルフのライン読みではないが判らなければ真中だ、とばかりに
強引に真中の尾根を進むことにした。どっちにしても峠までの高度差を登る
のは同じだから。
やがて峠道に合流、入り口は帰途に確認する事にして峠に急ぐ。
僅かな登りで新屋峠着(12.03)。
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西の稜線は一山越えて亀穴峠、
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東の稜線は北側に細い踏み跡を伴って吉井堺の摩利支天山方面。
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さて、峠を南に乗り越えて古道を下ると昔の道標。ここが上日野から来た時の
新屋峠と亀穴峠との分岐(12.06-12.25)。休憩と昼食。
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最初はいきなり予想と反対の東に向くのでヒャッとしたが、檜林の手前で
急旋回して雑木林との堺を西へ。数百㍍で前方にトタン張りの廃屋発見。
これは日野から来て最初に見る廃屋、ここから家の裏手に綺麗な道が
あったので釣られて進んでしまったのだ。そして第2の廃屋で道が消滅
していたのであるから、その道は峠道ではなく上の家までの道だったのだ。
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苦しい登り返しを頑張って峠に帰りつく(12.55)。
休む間も無く往路の不明個所を確認のため峠を甘楽側に下るが、峠脇に
破損した石宮発見。
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下りは直ぐに巾の狭い道となるが、往路で登った小尾根の始まりが
右下に見える位置から急に斜面を蛇行で急下降して沢筋に降り立つ
(13.08)。
そこは何と往路で見た崩落地点より僅かに10㍍の奥。良く判る様に
テープ付け。
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目標とした二つのモヤモヤが解決できて気分良く、荒れ道を下る。
乗り越し通過は13.21、銀杏の木前が13.41、近くの小山に
登ってみたらここにも壊れた石宮、正面に「三峰山」、側面に「寛政九年」
とある。
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1797年だから将軍・家斉の長期政権で、北方海域にロシア人や英国人が
ウロチョロしていた頃の事だ。駐車場には13.53。
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帰途には鳥屋林道に点在する石像の写真を撮りながらゆっくり下る。
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