汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 あす

2008年11月08日 | 初期中期の詩
深い深い底の中
湧き上がる水は今は透き通って
ゆったりとした
時間はいつか遠く彼方

マリンブルーの空間に
差し込む木漏れ日

どこから来たか忘れた
どこへと向かうか忘れた

湧き出る泡は泡沫に消えていく
気の行くまま
ひっそりと

意味は遠くに
自然はゆっくり

明日咲く花は
一輪の桜
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みやすけの詩 つなぐ

2008年11月08日 | 初期中期の詩

空にさよならを
夕日に沈む太陽はまた来る明日
手をつないで一緒にいたような
ホッとするひと時を

僕は今温かい手のひらを開かせた
季節の香しい彩の空気が
指の隙間から流れていった

寂しさ匂う空の色は
また明日と唄う鳥達の鳴き声

ともし火の光は
一瞬のやすらぎ
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