汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 記憶

2011年01月03日 | 初期中期の詩
愛が流れていく 空に果てた夢
折り重なった哀しみ
無意識の内に傷つけていた
子供の頃の馴れ合いが 今にこの胸を締め付ける

失くそうと躍起になっていたとき
心の平穏が崩された
何もしないのに 殴り合い
言葉の暴力で屈辱を加える無意味さ

影に差したものは 言葉の過ち
なぜこの荒廃した世界にしがみ付くのか
女の解せない想いに苦しめられ
四苦八苦の末に勝ち得たものは 絶望であった

身を滅ぼす行為をすることは
この世界において感じているジレンマを解消する
腐敗して形の無くなった人間の肉体は
川の流れの速さに 敵わない
それが例え自身についての過剰な自信に繋がっても
後悔に溺れる昨日の夕日は 意味を見失わない
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