汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 屑

2011年01月04日 | 初期中期の詩
静寂は心に響いてくる
音が錯乱していて 水の流れが
岩を噛み砕いていく
それは威信を込めた定め

帳尻を合わせて消そうと躍起になる
通俗的な思想に振り回されてしまう
悪人の悲しみよ

こじれてしまった感情を無くせなくて
俯いた床に零れ落ちている涙

華麗な女に惑わされて
途を失った男の由来に怖気づく
それは戦乱を潜り抜けた雄姿
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