汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 つなぐ

2008年11月08日 | 初期中期の詩

空にさよならを
夕日に沈む太陽はまた来る明日
手をつないで一緒にいたような
ホッとするひと時を

僕は今温かい手のひらを開かせた
季節の香しい彩の空気が
指の隙間から流れていった

寂しさ匂う空の色は
また明日と唄う鳥達の鳴き声

ともし火の光は
一瞬のやすらぎ
コメント

みやすけの絵 「通過」

2008年11月07日 | 初期中期の詩



光が飛んでいく感じを出してみました。
コメント

みやすけの詩 移ろい

2008年11月07日 | 初期中期の詩

雨脚速く

季節の移ろい

日ごとに増して

雨脚速く

冬の訪れやってくる
コメント (2)

みやすけの詩 

2008年11月05日 | 初期中期の詩

悠々旅する時間の連続
川の流れは今日も緩やかに

空の澄み渡る快晴は
遠い過去からの贈り物

僕はゆっくり深呼吸して
緑豊かな森林に
小鳥のさえずりを確かめる

あの日から思い描いた未来は
僕のひそかな希望

夕焼け色に染まるあの空は
今日一日の孤独

一石を投じて拡がった波紋は
ずっと遠くの世界まで拡がってく

コメント (2)

みやすけの詩 夢見て

2008年11月04日 | 初期中期の詩

泡は水面へ
透明な空間は奈落の底まで

上を見上げれば
泳ぐ悠遠の過去

体が沈んでいく
どこまでも深い安心感

太陽の光が僕の頬を照らす
ゆらゆら揺れた
木の葉がひらりと水面に落ちていく

僕は安心してまぶたを閉じる
この先のずっと未来を夢見て
コメント (2)

みやすけの詩 未来

2008年11月03日 | 初期中期の詩
失ったものは数多く
パズルは音を立てて崩れている

僕らは今日も空を見上げている
悠々と飛んでいく鳥達は
明日の楽園に羽を休ませる

僕は大きな雲の下で
今日も詩を書いている

戦いや妄想のこの世界のなかで
花はいつものように季節を彩る

春が来て夏が来て秋が来て冬が来て
廻る季節はまた新しい春に戻っていく

僕らは今日も地球の地べたで
明日の自分を見つめている
コメント (2)