健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

CO2で魚が「酔っ払う」

2016-02-06 08:30:41 | 研究
海水中の二酸化炭素(CO2)濃度が上昇することで、2050年までに、魚が「炭酸酩酊」に陥り、海で迷子になる可能性があるとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。人間による石炭、石油、天然ガスなどの燃焼で排出されるCO2の約3分の1は、海に吸収されるそうです。これによって海水の化学組成が時間とともに変化し、酸性度が高くなるそうです。今回の研究で、CO2濃度の上昇によって2050年までに、高炭酸ガス血症として知られる現象が魚に発生する可能性があるとの推算結果を示したそうです。この2050年は、起こり得ると従来考えられてきた時期よりはるかに早いそうです。
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