バナナの皮の黒い点が、皮膚がんの早期発見に役立つかもしれないとする研究論文が、Angewandte Chemieに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、バナナの皮を活用することによって、皮膚がんのより簡単な診断が可能となり、患者の生存率上昇も期待できるというもの。熟したバナナの皮には、丸くて小さな黒点が現れるますね。これはチロシナーゼとして知られる酵素の働きによるもので、この酵素はヒトの皮膚にもある。皮膚がんの中でも致死率の高い悪性黒色腫(メラノーマ)に苦しむ人に多く認められるものだそうです。最も早期の第1ステージのがんでは、この酵素はあまり認めないが、第2ステージでは少しずつ均等に広がり、そして第3ステージでは不均等に拡散するのだそうです。この第3ステージまでに、がんは他の器官に転移を始めるそうです。米国がん協会(ACS)によると、メラノーマがステージ1で検出された場合の10年生存率は95%だが、この数字はステージ3中期までに43%に激減するそうです。開発したスキャナーは、柔軟性のある微小電極8本で構成されており、「くし」状の形をしているそうです。これを皮膚に当ててチロシナーゼの量とその分布を調べるのだそうです。このスキャナーの利用で、侵襲的な組織検査は必要がなくなり、将来的にはがん細胞の破壊にも利用できる可能性があるとも。
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