健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

先進国の双生児出産が倍増

2016-02-24 08:30:56 | 研究
双生児の出産件数が先進国で過去40年間にほぼ倍増したことが、Population and Development Reviewに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。米国での双生児出産は、1975年には出産1000件に対し9.5件だったのが、2011年には16.9件とほぼ倍増。同様の傾向は他の先進国でもみられ、英国では9.9件から16.1件へ、ドイツでは9.2件から17.2件へ、フランスでは9.3件から17.4件へ、デンマークでは9.6件から21.2件へ、韓国では5.0件から14.6件へ、それぞれ増えているそうです。双生児出産の増加の要因として、排卵誘発や体外受精などの生殖技術が生まれた1970年代以降の「医療技術が補助する生殖医療(MAR)」の拡大が挙げられるそうです。排卵誘発も体外受精(IVF)も、1回の妊娠で複数の胎児が宿る確率が高いとも。
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