進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

そろそろ始まってもいいんじゃないかな?

2018年02月20日 | NEO390 釣行記

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2月18日日曜日、Yahoo天気予報はまずまず穏やかな予報でした。

一方、海快晴は終日北風が強い予報でした。

この2つの予報が大きく異なるときは微妙です。

たいていは悪い方が当たるのですが、

なにしろずいぶんボートを出していませんので、

ここは無理してでも行ってやろうと決めていました。

 

相棒はいつものI君です。

彼の住むマンションまでAM3:30に迎えに行きました。

その時のLINEがこれ。

もちろんAM3:19の既読はずーっと後に付いたものです。

この他、携帯番号にも何度か電話しましたが、全く反応無し。

 

最終手段、これだけは使いたくないのですが、

マンションのエントランスから呼び鈴を鳴らします。

「すみません…、いま起きました…」

さすが爆睡王子。

少しくらい寝過ごすのは想定内ですが、呼び鈴を鳴らすのは家族に迷惑なので、

できればやりたくないんですよ。

ね、I君。

 

出発時、船橋市の外気温は0℃でした。

少し春めいてきたと思っていたのですが、一気に真冬に逆戻りです。

結局、いろいろ(眠)あって我が家を出発したのはAM4:15でした。

 

現地着はAM5:40。

日の出はAM6:22ですから、急がないと朝まづめには間に合いません。

現地に着くと波はそれほどでもありませんが風がけっこう吹いています。

Yahoo天気予報はいきなり外れましたね(笑)

北風なので出航場所付近は凪いでいますが、沖はかなり荒れていると思われます。

ここはゆっくり準備して、明るくなってから出航しましょう。

 

なんとこの日、予報が悪いせいか、寒さのせいか、それとも最近の貧果が原因か、

ボートは我々1艘のみ。

日曜日に完全貸し切りなんて1年に一度あるかないかですよ。

完全に明るくなってからの一枚。

I君がおちゃらけていますね。

お見せできないのが残念ですが、彼はけっこうなイケメンで女性に人気があるんですよ。

爆睡王子ですけど(爆)

 

AM6:30、日の出時間を10分近く過ぎてからの出航。

すでに日が昇っています。

きれいな朝焼けですね。

 

そして、ジギングポイントに着くと、

周辺一帯が御覧のような鳥山!

見渡す限り鳥だらけです。

ところどころ、鳥が海に突っ込んで魚を捕食しています。

一気に上がるテンション、

I君も早速ジギング開始。

魚探反応は、

まあそれなりに…。

ただし、

水温は外房では下限値と言ってもいい13.8℃でした。

外房で12℃台は経験ありません。

つまり、一年で一番水温が低い時期という事です。

 

さらに、

10m/sはゆうにあるのではないかという強烈な北風です。

ボートは3km/hくらいで沖に流されます。

潮流と風向きがあっていないため非常に釣り辛く、

ジグに潮が当たる感触がありません。

 

最も辛いのは沖まで流されて流し直しのために戻るとき。

強い北風によって作られた白波がボートに当たってできる飛沫で、

全身がずぶ濡れです。

もちろん防水の防寒着を着込んでいますが、

首のあたりからインナーの方に海水が入ってきます。

ちなみにこの時の外気温は1.5℃くらいでした。

低気温、強風、そして海水が入り込むという地獄のような状態。

目の前には鳥山が形成されているにもかかわらず、

「心が折れました」

「いったん戻ろうか?」

開始わずか30分で一時撤収とあいなりました。

 

波風を正面から受けながら時間をかけて帰航しましたが、

まだAM7:30です。

「まずは暖を取ろう」

こんな早い時間からカップ麺を食べたのははじめてですね。

 

風と波が納まるまで寝て待とうという事になりました。

幸い天気はいいので、車の中は日差しで暖まってきています。

寝るとなったらこの男に勝る者はいません。

そう、我らが爆睡王子。

「がーっ、ぐ―っ、しゅぴぴぴ…ーっ」

シートを倒して5秒でいびきをかきだすI君。

狭い車内で寝るときには、先に落ちた方が勝ちです。

残された方はこの騒音の中、もがき苦しまなければなりません。

苦し紛れに車のドアを開け、バタンと音を立てて閉めると、

「…ん?」

目を覚ます王子。

しかし、

またほんの5秒後には、

「がーっ、ぐ―っ、しゅぴぴぴ…ーっ」

まあ、これの繰り返しです。

 

そんなこんなで寝たり起きたりすること3時間。

時間は既にAM11:30を過ぎています。

風はまだ若干吹いていますが、ずいぶん穏やかになりました。

「よし、再出航しよう!」

AM11:45、再出航。この時点でまだ実釣30分です。

 

海はすっかり穏やかになっていました。

それとともにわかったのは、とってもきれいな「澄み潮」だという事。

魚探反応は

一ヶ所だけこんな激しい反応があるものの、

それ以外は、

無の海。

 

水温低い、潮も流れない、そして澄み潮と、

悪条件が揃ってしまいました。

魚探反応を求めて水深200mまで行きました。

驚きのベタ凪です。

イカの反応はありましたが、青物は結局見つけられませんでした。

イカ釣り道具は車に置いてきているので、

今回はジギング&キャスティングオンリーです。

 

PM2:30、どうにも釣れる気がしないままストップフィッシング。

結局、2人ともノーバイトの完全ボウズでした。

 

最初の出航からは8時間以上経過していますが、

間で4時間以上休みましたので、

実際の釣り時間は移動時間込みで4時間くらいだったと思います。

午後はベタ凪になったのでけっこう飛ばせました。

オイル交換の効果があったのか、船外機は快調でしたよ。

 

燃料は10リットルくらいの消費だったと思います。

 

朝イチ、鳥山を見た時には、

「今日は行ける!」

と思ったのですが、

その時間帯は海況が悪くて満足に釣りができず、

海況が良くなった午後には一変して無の海と、

最近の外房らしい、非常に厳しい結果に終わりました。

 

昨年の実績では2月末からワラサやサワラが釣れだしましたので、

今年も時間の問題だと思うのですが、

この日はまだXDayではなかったようです。

祭りは突然やってきますから、

他人の情報待ちでは乗り遅れてしまうんですよね。

一か八かの釣りではありますが、

通わないことにはいい思いもできませんから、

これに懲りずまたチャレンジしますよ。

 

この日はオリンピック開催中のためか帰りの道路も比較的空いていました。

長い渋滞を覚悟しての帰路だったのですが拍子抜けしました。

 

さて次回はどうなりますか。

やっぱりこの時期は餌とイカ釣りタックルは必須なのかな~。

 

それではまた おやすみなさい

 

 


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コメント (10)
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