←ポチッとお願いします
にほんブログ村
2月24日土曜日、外房で浮いてまいりました。
昼前は穏やかで、昼頃から南風が吹いて荒れる予報です。
朝勝負ですね。
この日はI君もKen君もジギング船に乗船という事で、
今回は単独釣行です。
日曜日ではなく土曜日にしたのは、
この日の方が気温が上がり釣りやすそうだったからですが、
道中の最低気温は-3℃!
出航場所も1℃と非常に冷え込んだ日になりました。
ただ日中の最高気温は13℃くらいまで上がったようなので、
期待通りだったと言えるでしょう。
風も弱かったので寒さはほとんど感じませんでした。
この日参加はNEOタダノさん、ステキチさん、JBB280さん、
遅れて海坊主さん、マーキュリーさん、ライジンさん。
さすがに手前の浅場がほとんど無の海なので、
機動力のあるボートがほとんどですね。
タダノさんとステキチさんはイカ釣りメインだそうなので、
ぐっちゃんも単独だからとイカ釣りの道具を用意していましたが、
彼らにぐっちゃんの分まで釣っておいてとお願いして、
この日もジギングオンリーの釣りとなりました。
日の出はAM6:15分。
少しずつ早くなりましたね。
イカ組のタダノさんとステキチさんは日の出を待たず出航。
ぐっちゃんは日の出とともに出航しました。
ジギングポイントに着くとごらんの朝焼けです。
風は微風。細かい波はありますが、うねりはほとんどありません。
久しぶりの釣りやすい海況ですね。
鉄板ポイントは御覧のような反応が出ます。
周辺は先週ほとんどベイトがいなかったのですが、この日は少しずつですが反応あり。
そして、
水温は16.7℃と先週より3℃も上がりました。
これは期待できるか??
気合を入れてジグること1時間。
雰囲気はあるのですがアタリはゼロ。
うーん、いつものパターンですね。
少しずつ沖に移動して、水深60m、80mの実績場へ。
この時期、ブリやワラサが釣れるのはヒラマサよりもやや深めのポイントが多いんです。
そして80mラインに中層から下層に渡るGoodな反応がありました。
「ゴンッ!」
水深30mくらいの中層までしゃくってきたときに当たりが出ました。
「グンッ」とアワセ!
フッキング…のはずが、
「スカッ」
バラシです。
その後、数回アタリがありちゃんとフッキングしたはずなのに、
少しやり取りをするとバラシ、が続きます。
「これは何だ?」
ぐっちゃんは犯人をサバだと決めつけていました。
サバならフッキングしても口切れするでしょう。
ただ、サバにしては引き味が強いです。
巨大サバかなあ、って思っていました。
この間の魚探反応等の写真が無いのは夢中で釣ろうと頑張ったからです。
でも、結局犯人は断定できませんでした。
うーん、残念!
群れがどこかに行ってしまい、また静かな海になりました。
一度イカ釣りの様子を見に行ってみようと沖に移動。
水深200m、岸から約5海里の沖です。
ここに遊漁船の大船団がいます。
おそらくすべてイカ釣りでしょう。
いかにいま他の釣り物が釣れないか、
いやイカ釣りが熱いかがお分かりいただけるかと思います。
この船団の端に、
トンボーイのステキチさん、
NEOのタダノさんが頑張っていました。
海流が強くアタリがわかり辛いのと、身切れが多いようです。
ジギングポイントでは海流は微々たるものだったので、
沖に来ると流れが違うんですね。
2人にぐっちゃんの分まで頑張るように気合を注入して、
ぐっちゃんは再び陸方向に移動です。
水深160m、120m、100mと徐々に北進して所々でベイトチェック。
なかなか反応がありませんね。
そんなこんなで再び70~80mラインまで戻ってきたところで、
ついに再び魚群の反応を発見。
先ほどの反省を生かして、今度は先に写真を撮ってからジギングスタート。
底近くと水深30mくらいの中層の2ヶ所で激しく反応しています。
底までジグを落として、上層までしゃくります。
すると比較的上の方、おそらく水深30mくらいでアタリ!
「ググンッ!」
先ほどのこともあるので、慎重にゆっくりと、しかし大きくアワセを入れました。
がっちりフッキングしました。
かなりのパワーです。
そして小刻みでリズミカルな引き味。
ようやくここで、この魚の正体がなんとなくわかりました。
「これは…」
「おめーじゃねーし!」君、
いや、ショゴ君です。
AM8:59、待望?のジギングでの青物ゲット。
どうして先ほどあんなにバレたのかわかりませんが、
パワー的にはショゴならば納得です。
続いての1投でまたもやアタリ!
サイズダウンですな。AM9:04。
さらにもう1投。
今度はスレでした。
AM9:08。
最初の1本からわずか10分弱の間で3投3本のショゴゲットです。
ただし、祭りはこれまで。
比較的大きな群れでしたが、さすがに10分も経てば通り過ぎてしまいます。
再び訪れる無の海…。
また少しずつ岸寄りに移動しながら、
60m、50m、40mと来て、最初のジギングポイントに戻りました。
相変わらずの反応ですが、魚は全然口を使いません。
海は非常に穏やかですが、AM10:00頃から風向きが南西に変わりました。
予想通りです。
このエリアは北風ならば少々吹いても港近くは凪で安全なのですが、
南風が強く吹くと帰航もままならないほど荒れることがあります。
ステキチさんが一足早く沖あがり。
ぐっちゃんもAM11:00にストップフィッシング。
その後タダノさん、マーキュリーさん、ライジンさんと次々帰航。
みんなタイミングが一緒だったためにスロープが混雑してしまいました。
JBB280さんは別の湾奥で釣りをしてヒラメをゲットしたそうですが、
湾奥だったために荒れだしたことに気付くのが遅れ、
ずぶ濡れになりながらの帰航だったそうです。
予想通りこの日は朝が穏やかで、午後は大荒れの海況でした。
ステキチさんのイカとショゴを交換。
タダノさんからもイカをいただきました。
航行記録ですが、
前回分をリセットするのを忘れてしまいました。
上の写真は2回分の記録です。
前回記録が、
これなので、
航行距離は37kmほどですね。
時間的には5時間ほどでしたから短め。
穏やかで飛ばせたので距離も速度もまずまず行きました。
燃料消費ですが、今回はフル満タンではなかったのでかなり減っています。
実際には12リットルくらいの消費でしょうか。
持ち帰ったショゴはちょうど50cm。
捌きやすいですが物足りないかな…。
ショゴの胃の中はイワシのような小魚がいっぱいでした。
イカは自分で釣ったわけじゃありませんが、
10パイくらいあります。
ほとんどヤリイカで1パイだけスルメイカです。
ヤリイカは捌くのが楽でおいしいので奥様受けがいいです。
うまくいけばヒラマサ交じりでワラサ祭り、という皮算用でしたが、
季節外れの大移動をするショゴに助けられた形になりました。
一昨年あたりから外房にショゴが増えてきた印象がありましたが、
今シーズンもショゴがかなり釣れる年になるかもしれませんね。
例年一番釣れない2月ですが、この日は何とか形になりました。
底引き網船が航行していましたので、どこかで既に爆発しているはずです。
3月は…、いよいよ祭りかな?
追記:
この日の帰り道、「あずの里いちはら」という道の駅で休憩を取ろうとしたら、
車のウインドウを「コンコン」と叩く音。
何か悪いことをしたかなと思いながら車を降りると、
牽引されて走るNEO-Gucchan号を見つけて
このブログの読者が声をかけてくださったというありがたい展開でした。
彼はNEOトレーラーの修理箇所やI君の爆睡ネタなど、
ぐっちゃんが忘れてしまっているような事まで詳細に覚えていてくれて、
このブログを隅々まで読んでくれていることがよーくわかりました。
港や海上で声をかけていただくことはちょくちょくありますが、
このようなパターンは会社の近くのラーメン屋でいきなり声をかけてくれた「朝礼当番」さん以来です。
朝礼当番さんとの出会いは、仕事中なので東京のど真ん中、ボートもないしスーツ姿で、
会話を隣の席で聞いていてぐっちゃんだと確信して声をかけてくれたという、
なんとも驚きの展開でしたが…。
今回はボートという「名刺」を掲げて走っているようなものなので、
間違えようがないですね。
とてもうれしかった半面、情報源としての重圧と、文章を書くことにおける責任を感じました。
お名前を聞くことを失念してしまいました。
この記事を読まれましたら、ぜひコメントください。
彼もエボシオーナーでミニボーターとのことでした。
このようにブログ経由で仲間が増えるのは本当に嬉しいです。
今後とも、「進め!Gucchan号!」をよろしくお願いします。
それではまた おやすみなさい