静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カツオ釣り込みの練習(2) 10~15kgサイズ

2012年11月05日 12時46分39秒 | 24年度 乗船実習
模擬カツオ(約2kg)で釣り込みの練習を開始したことを、11月1日(木)のブログで紹介しました。
実際のカツオ釣りでは、時には、より大きな10kg以上のカツオやマグロの群れに当たることもあります。
このような時に備えて、模擬カツオの重さが10~15kgのものでも練習しています。

基本的な動作は前回と同じですが、2本の竿を用い、2人一組で1尾のカツオを上げることになります。
この模擬カツオは鉄製ですが、鉄工所に特別に発注して作ってもらいました。
写真は右から、2kg、7kg、10kg、15kgサイズのものです。

衝突の衝撃を和らげるためロープで網目状に保護してありますが、当たり所がわるければ怪我をすることもあるかもしれません。
最初は、生徒達の腰がふらついてますが、何回も練習しているうちに、少しづつ上手になっていきます。


大型カツオ10kgサイズの釣込みの練習のコツ
 「きたっー」と大きな声を出して、動作を開始する。
 カツオの頭を海面から出し、自分の正面まで持ってくる。
 竿尻を「竿当て」にしっかり固定して、両手で、竿の「手掛け」(竿尻から60cm位)を持つ。
 2人で呼吸を合わせて、「せーのー」と声を出しながら、力を入れてまっすぐ引き上げる。


 


コメント
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