11月20日に放映されたNHKクローズアップ現代では、派遣教師が増えて様々な問題や波紋を投げかけていることが放映されました。
ある私立高校では、進学クラスは専任教師のみが担当、一般クラスは派遣教師が中心となってカリキュラムを編成しているとのことです。
心身ともに伸び盛りの高校生の時に、教師は知識だけを教えるだけでは、不十分と考えます。
私自身、高校時代の個性豊かな先生方から様々な感化を受けてきました。
今思えば、勉強した内容よりも先生方の立ち振る舞いが鮮明に思い出されます。
さて、漁業高等学園ですが、優秀な生徒からどちらかと言えば優秀でない生徒まで入学してきます。
しかも、入学資格が中学卒業から30歳までと幅広いため、能力差は非常に大きいのが現実です。
入学してくる生徒は、最初からスタート位置が異なり、その後の能力の発揮の仕方も違っています。
授業を直接担当している先生方に話を聞くと、優秀な生徒に教えることは、本当に楽であると言います。
優秀な生徒は、教えてもらう→理解する→覚える→試験で覚えたかどうかを確認する、一連の学習が問題なくできます。
1回教えれば、すぐに理解してくれて覚えてくれるからです。
これまでに学園では、海技士国家資格試験の三級筆記試験に6名(航海5名、機関1名)が合格していますが、
いずれも高卒以上で、基礎学力もあり、いわゆる優秀な生徒でした。
一方、先生方が一番苦労するのは、どちらかと言えば成績の良くない生徒です。
教えても、理解してくれない、覚えてもすぐに忘れてしまう、宿題ができないと言った悪循環です。
生徒の方も自分の殻を自ら進んで破ろうとはしませんし、職員室では、先生方のボヤキを聞くこともしばしばです。
しかし、学園の先生方は、生徒数が少ないこともありますが、根気強く指導しています。
優秀な生徒の2倍、3倍の労力をかけて、時には叱り、時には褒めて、生徒の潜在能力を最大限引き出すように指導しています。
就学期間は、たった1年間と短いですが、卒業する時には入学時と比べ物にならないくらい成長しています。
大切なのは、それぞれの生徒の可能性(伸びシロ)を信じて、教え育てていくことだと思います。
ある私立高校では、進学クラスは専任教師のみが担当、一般クラスは派遣教師が中心となってカリキュラムを編成しているとのことです。
心身ともに伸び盛りの高校生の時に、教師は知識だけを教えるだけでは、不十分と考えます。
私自身、高校時代の個性豊かな先生方から様々な感化を受けてきました。
今思えば、勉強した内容よりも先生方の立ち振る舞いが鮮明に思い出されます。
さて、漁業高等学園ですが、優秀な生徒からどちらかと言えば優秀でない生徒まで入学してきます。
しかも、入学資格が中学卒業から30歳までと幅広いため、能力差は非常に大きいのが現実です。
入学してくる生徒は、最初からスタート位置が異なり、その後の能力の発揮の仕方も違っています。
授業を直接担当している先生方に話を聞くと、優秀な生徒に教えることは、本当に楽であると言います。
優秀な生徒は、教えてもらう→理解する→覚える→試験で覚えたかどうかを確認する、一連の学習が問題なくできます。
1回教えれば、すぐに理解してくれて覚えてくれるからです。
これまでに学園では、海技士国家資格試験の三級筆記試験に6名(航海5名、機関1名)が合格していますが、
いずれも高卒以上で、基礎学力もあり、いわゆる優秀な生徒でした。
一方、先生方が一番苦労するのは、どちらかと言えば成績の良くない生徒です。
教えても、理解してくれない、覚えてもすぐに忘れてしまう、宿題ができないと言った悪循環です。
生徒の方も自分の殻を自ら進んで破ろうとはしませんし、職員室では、先生方のボヤキを聞くこともしばしばです。
しかし、学園の先生方は、生徒数が少ないこともありますが、根気強く指導しています。
優秀な生徒の2倍、3倍の労力をかけて、時には叱り、時には褒めて、生徒の潜在能力を最大限引き出すように指導しています。
就学期間は、たった1年間と短いですが、卒業する時には入学時と比べ物にならないくらい成長しています。
大切なのは、それぞれの生徒の可能性(伸びシロ)を信じて、教え育てていくことだと思います。