静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

実習船「やいづ」からの報告 (11月20日) 出港からの3日間 (生徒作文)

2012年11月20日 09時05分28秒 | 24年度 乗船実習
実習船「やいづ」は昨日12時に、マリアナ東方海域の実習海域に向かって鹿児島を出港しました。
生徒達は、鹿児島港への入港と上陸でリフレッシュして、新たな気持ちで臨んでいることと思います。
前日のブログでは T君の作文を報告しましたが、もう一人N君の作文を紹介します。

 「ようやくこの日がやってきた」と思った初日、多くの人たちに見送られながら焼津港を出港しました。
 焼津を出てすぐの所で、大漁祈願と安全祈願のお参りをして、「さぁ、いざ大海原へ」と思った矢先、船体が上下左右グラグラ揺れだしました。

 焼津から御前崎までは、風力5~6で酔いがきつくなる程ではなかったのですが、御前崎を返した途端、一層振れが激しくなりました。
 この時の風力は7~8で、メートルでいうと(風速)15メートルを超えていました。
 あまり船に慣れていない身からすると、なかなかシンドイものがあります。

 振れに振れること6時間、これは危ないと思いトイレに直行。やってしまいました。
 気持ちとしては、やってしまったという罪悪感と、その後のスッキリ感があった他、酔っている最中は、食事が喉を通らなかったけど、
 もどしてからは、完食するまでになり、もどして良かったと思います。

 翌日は0-4の航海当直があり、真っ暗な中、灯火を頼りに他の船の位置や灯台の位置を確かめながら進み、2度舵を握らせてもらいました。
 自分が右に舵を切れば船も右に針路を取り、逆もまた同じだと思います。
 この時には、微妙な舵捌きが鍵になり、指示された数値に合わせるのが少し難しかったです。

 3日目の朝、本船は鹿児島の入り口まで来ていました。
 この日は、餌の積込の作業があり、10時半ごろから始まりました。
 自分の就いた仕事は、カメ(水槽)に何倍入れたかを数える係で、大声で61まで数えたので、喉を傷めました。

 この時に学んだのは、餌のイワシが入ったバケツは、平行に移動させることと、操業中に使用するオーニング(屋根)を開き、
 これをロープで縛る方法を教えてもらいました。
 これまでたった3日間だけれど、数多くのことを学べているので、こらからも頑張りたいと思います。


 (掲載の写真は、昨年の乗船実習時のものです)

  


  

 
コメント
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