静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

操業実習 3日目(乗船実習 9日目)

2014年11月21日 09時28分07秒 | 26年度乗船実習
【11月19日の主直日誌から】
水産高校の専攻科の生徒さんの「主直日誌」から抜粋させていただきました。
「昨日に引き続き、5時半に起床、昨日釣ったカツオのシフトを行いました。カツオの数は昨日より少ないですが、一匹が7キロぐらいのものもあり、凍結された魚体は、石の様に重く注意して作業を行わないと、足下に落下した場合大怪我をする恐れがあり、大変危険です。そのため、お互いに声をかけあい注意しながら作業することが大切なのですが、実際今日の朝は、最初はあまり声が出ていませんでした。乗組員や教官から注意され、少しずつ声を出すようになり、無事に怪我をする人もなく終えることができたので良かったです。
操業の途中で、綺麗な半円をした虹を二つ見ることができましたが、陸ではあまり見ることが出来ないので少し得した気分です。」


生徒たちは、操業実習3日目もカツオのシフト作業から1日が始まったようです。
「主直日誌」にも書いてありますが、冷凍されたカツオは「石」と同じで、足の上などの落とさないよう注意して作業する必要があります。
特に「頭の先端」の部分は尖っているので、気をつけなくてはいけません。
生徒たちも声を掛け合って作業することを学んだことと思います。

こういった現場での実習を通して、より多くのことを学んできてくれることを期待しています。

【魚群(ナブラ)が見つからない時間、竿の準備をしている様子です】




雨上がりで、学園からも富士山がよく見えました





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