静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

操業実習 2日目(乗船実習 8日目)

2014年11月20日 13時53分18秒 | 26年度乗船実習
【11月18日の主直日誌から】
水産高校の専攻科の生徒さんの「主直日誌」から抜粋させていただきました。
「今日はいつもより少し早めに起きてシフト作業から始まりました。作業途中に雨が降ってきて、辺り一面が真っ白になり、漁場調査が一時中断となりました。熱帯の海特有の驟雨です。驟雨の入道雲群の間を通り抜けながら漁場調査を開始しましたが、午前中はまったくナブラが見つかりませんでした。驟雨が明け、15時頃に突然海面が盛り上がり、大きいナブラが現れました。」


生徒たちは、前日釣り上げたカツオのシフト作業から1日が始まったようです。
釣り上げたカツオは、-20℃前後まで冷やした濃い食塩水(ブライン液)に入れて凍結します。
凍結が終わったカツオを保冷用の魚艙へ移動させます。これをシフト作業といいます。
魚が傷にならないように丁寧に扱う必要があり、量が多ければ多いほど大変な作業になります。

2日目もカツオが釣れたようです。
「主直日誌」に書いてありましたが、「特大」といわれるサイズが主体だったようで、学園の生徒たちは写真にあるように2人で釣り上げています。
学園で乗船前に練習していきましたが、2人の間をカツオが上がってきていて、うまく呼吸を合わせて、釣り上げることができたようです。

【2人で釣り上げた写真】


コメント
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