水産高校の専攻科の生徒さんの「主直日誌」から抜粋させていただきました。
【11月21日の主直日誌から】
「餌運びの途中、漁業学園の生徒を思わず叱ってしまいましたが、漁業学園の生徒は、あと半年もしないうちに漁師として働くことになると聞いています。彼らは即戦力として船に乗る事になると思いますが、長期の航海実習はこの航海だけしかなく、この航海でどれだけの経験と知識を身に付けられるかが、これからのカギとなると考えます。漁業学園の生徒が少しでも多くの経験をし、いろいろなことが学べるよう、私もでき得る限りの指導していきたいと思います。」
【11月23日の主直日誌から】
「本航海も中盤に入り、漁業学園の実習生との作業も、最初に比べて連携を取れているように思います。ここまで生活や当直の時間を共に過ごし、最初はほとんど知らなかった名前も覚え、実習生間の会話も、航海の日にちが経つと共に増えています。漁業学園の実習生は最初からほとんど船酔いをすることもなく、食事もしっかりと摂り、厳しい日課をこなしています。自分達も初心に返って、ひとつひとつの作業をしっかりと行っていかなければ、と思います。
操業日数もあっという間に過ぎ、すでに終盤戦です。漁業学園の実習生の中には、この実習が人生最後の一本釣りになる人もいるかもしれません。残りの日数でより多くの魚を釣ってほしいと思います。自分達も残りの操業で、1匹でも多くの魚を確実に釣っていきたいです。」
「餌運び」とありますが、これは一本釣りの際に撒くためのイワシを、魚艙から船首や船尾のタンク(相投箱)に、バケツに入れて運ぶ作業のことです。できるだけ早く、こぼさないように持って行くのは、揺れる船上では簡単な作業ではあります。
現場での作業の大変さも、経験して初めて理解できると思います。
生徒たちは、焼津水産高校専攻科の生徒の皆さんにもお世話になりながら、頑張って実習に取り組んでいるようです。
「主直日誌」に書いてありますが、操業実習は終盤戦に入っている様子です。
一本釣りへの就業を目指している生徒、この実習が最後の一本釣りになるかもしれない生徒、それぞれが船の上での作業についても学んできてもらいたいと思います。
【11月21日の主直日誌から】
「餌運びの途中、漁業学園の生徒を思わず叱ってしまいましたが、漁業学園の生徒は、あと半年もしないうちに漁師として働くことになると聞いています。彼らは即戦力として船に乗る事になると思いますが、長期の航海実習はこの航海だけしかなく、この航海でどれだけの経験と知識を身に付けられるかが、これからのカギとなると考えます。漁業学園の生徒が少しでも多くの経験をし、いろいろなことが学べるよう、私もでき得る限りの指導していきたいと思います。」
【11月23日の主直日誌から】
「本航海も中盤に入り、漁業学園の実習生との作業も、最初に比べて連携を取れているように思います。ここまで生活や当直の時間を共に過ごし、最初はほとんど知らなかった名前も覚え、実習生間の会話も、航海の日にちが経つと共に増えています。漁業学園の実習生は最初からほとんど船酔いをすることもなく、食事もしっかりと摂り、厳しい日課をこなしています。自分達も初心に返って、ひとつひとつの作業をしっかりと行っていかなければ、と思います。
操業日数もあっという間に過ぎ、すでに終盤戦です。漁業学園の実習生の中には、この実習が人生最後の一本釣りになる人もいるかもしれません。残りの日数でより多くの魚を釣ってほしいと思います。自分達も残りの操業で、1匹でも多くの魚を確実に釣っていきたいです。」
「餌運び」とありますが、これは一本釣りの際に撒くためのイワシを、魚艙から船首や船尾のタンク(相投箱)に、バケツに入れて運ぶ作業のことです。できるだけ早く、こぼさないように持って行くのは、揺れる船上では簡単な作業ではあります。
現場での作業の大変さも、経験して初めて理解できると思います。
生徒たちは、焼津水産高校専攻科の生徒の皆さんにもお世話になりながら、頑張って実習に取り組んでいるようです。
「主直日誌」に書いてありますが、操業実習は終盤戦に入っている様子です。
一本釣りへの就業を目指している生徒、この実習が最後の一本釣りになるかもしれない生徒、それぞれが船の上での作業についても学んできてもらいたいと思います。