静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

水産白書、そして高卒で漁師を目指す人に

2017年06月07日 13時40分06秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業学園。
大型漁船の船長、機関長などを目指す学校です。
こんにちは、園長の青木です。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

このブログでも何度かご紹介してる宮城県北部船主船主協会の
漁船員(漁師)になろう!
と言う吉田鶴男事務局長のブログ。
6月5日の記事で、その吉田さんの取組が今年度の水産白書に載ることが紹介されています。
http://gyosenin-boshu.net/?day=20170605
実は、この水産白書の同じページに学園のことも紹介されています!
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/H28/index.html
 第一部 平成28年度水産の動向
 第二章 平成27年度以降の我が国水産の動向
 第二節 我が国の水産業をめぐる動き
 の98ページ(学園の部分だけなら上記の吉田さんのブログにあります)

昨年の11月に水産白書を検討する水産庁の水産政策審議会企画部会の視察もありました。

この水産白書。
我々のような水産行政に関わる者はともかく、一般の方の目に触れることは少ない代物。
それでも、吉田さんの取り組みや、学園のことを知っていただき漁業の後継者が増えることを期待です。

6月は17、18日に説明会を行います。
また、8月19、20日はオープンスクールも行います。
お申し込みは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
中学生が漁師を目指す場合、全国各地に水産高校があります。
しかし、高卒者以上が大型漁船に乗るための学校はほとんどありません。
学園は限られた一校です。
吉田さんを頼ってマグロ船などに乗ることはできます。
しかし、吉田さんもブログで語っているように船長や機関長になるために漁船に乗りながら海技士資格を取るのは大変なことです。
学園で海技士に必要な勉強と、漁業現場で必須の技術を1年で身につけませんか?
例えば工業高校で機械を学んだ方。機関の海技士資格を取る勉強は理解が早いです。
でも、独学ですべてを勉強するのは、それはそれで簡単ではないですよ。
ぜひ、学園の機関専攻に来てください。

遠方の方は、仙台、東京、大阪、福岡で開催される漁業就業支援フェア2017でお会いしましょう!お待ちしています。

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ガス溶接講習

2017年06月07日 13時31分01秒 | 研修・見学

漁師になるための学校、漁業学園。
大型漁船の船長、機関長などを目指す学校です。
こんにちは、園長の青木です。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

今年も静岡市にある清水テクノカレッジでの溶接講習が始まりました。
今週はガス、そして再来週にアーク(電気)です。
私も昨年、学園に赴任するまで学園生が溶接講習を受けることを知りませんでした。
私は伊豆の漁村出身ですが、近所に小さな溶接所がありました。
沿岸漁業なら溶接屋に頼めばよいですが、遠洋漁業では漁師が自分でやるわけです。

ベテラン講師から座学で基礎知識を学び、そのあと実習。
手取り足取りで、親切に指導してもらいました。

最後に試験があって終了。
近く、YouTubeにもアップする予定です。

48期生は機械好きが多いので、楽しく勉強できたんじゃないかな。


6月は17、18日に説明会を行います。
また、8月19、20日はオープンスクールも行います。
お申し込みは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 【学園で取得する資格】
学園では海技士免許を取るための勉強が中心ですが、他の資格も取得します。
溶接以外には
第二級海上特殊無線技士、小型船舶操縦士、ダイビングCライセンス..
などです。
無線と小型船舶免許は沿岸漁業では必須です。
一方、学園で徹底的にやるロープワークなどはどんな漁船でも毎日行う作業であり、実はこちらの方が重要と思ってます。

 園長のつぶやき
溶接講習を行った清水テクノカレッジは通称です。
正式名称は静岡県立清水技術専門校になります。
技術機械科、電気技術科、設備技術科のコースがあります。
学園のような職業訓練校はたくさんあります。
学園進学を考える方から、
「高校や大学に進学するのと、学園に来るのと、どちらがよいか?」
のような質問を受けることがあります。
もちろん、その人が何を勉強したいかで答えは違います。
「なんとなく」「楽そうだから」「世間体」などで決めないでください。
自分にとって必要なモノが得られる学校はどこか?
そこをしっかり考えてください。

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