静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

アーク(電気)溶接

2017年06月22日 13時25分33秒 | 研修・見学

漁師になるための学校、漁業学園。こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちら。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

YouTubeにガス溶接とカッター遠漕をアップしましたよ。
https://www.youtube.com/watch?v=iPn5V2Tr-Yk
https://www.youtube.com/watch?v=nMW5sJiw11I

8月19、20日のオープンキャンパスについて、ホームページにアップしました。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
ロープワークや授業の体験もあります。
遠方から参加をご検討の方は、宿泊の予約が取りにくいとの情報があります。
焼津は比較的ホテルが多いですが、駅の周辺は限られるかも。
早めに宿やきっぷ(指定席)を確保されることをお勧めします。

さて、昨日、焼津は豪雨でした!
しかし、生徒達は早朝の雨が小降りのうちに出発し、雨が収まってきたころ帰園しました。
出かけた先は、清水テクノカレッジこと清水技術専門校です。
先々週にガス溶接講習に行きましたが、今回はアーク(電気)溶接です。
三日間の講習で、昨日が最終日でした。


MAG、TIG溶接もやりましたよ。
お二人の講師の先生に、講義と実習をやっていただきました。

学園は溶接が終わると水泳が始まります。
来週はプールでの練習がスタートです。


学園見学や入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
オープンキャンパスに日程が合わない方は、別の日に学園を見ていただくこともできます。
園長にご相談ください。


 園長のつぶやき
清水テクノカレッジで思ったことを書きます。

今の日本で、名前だけの大卒は就職に有利になりません。
清水テクノカレッジのような職業能力開発校に行けば資格や技術が身につきます。
下手な大学に行くより、よっぽど就職で役に立ちます。

お隣の韓国は超学歴社会です。
大学の受験日はものすごい騒動になっているのをテレビでご覧になった方も多いでしょう。
学歴偏重で問題なのは、学歴のない優秀な人材が活躍できないこと。
反対なのが、アメリカンドリーム。誰でも活躍のチャンスがある社会です。

そして、漁業の世界は実力主義。
学歴が問われることはないし、魚をたくさん獲る能力がある人が優遇されます。
中学、高校で活躍できなかった人が、漁業の世界では大逆転が可能です。
例えば中卒でマグロはえ縄漁船に乗り、甲板員から甲板長になり、さらに漁労長になることもできます。漁労長は魚を獲る(魚がどこにいるか判断できる)能力があれば良いので、資格は不要です。まさにアメリカンドリーム。
ただし、実際には1年続けることも難しいが漁船員です。

学園では甲板員の技術だけでなく、海技士資格の勉強をします。
乗る漁船を一人一人の性格、能力に適正化するため、就業初期に挫折する割合を大幅に小さくできます。
加えて、海技士資格を持つことで、機関長や船長へ昇格する道が開けます。
そして実力があれば漁労長になることもできます。
ただし、学園での努力が必要だし、資格だけで人間的に問題があれば昇格はできません。
それでも、あなたが大型漁船の幹部を目指すのなら、学園に来ることが最短ルートになります。
夢が海で活躍することなら、学園が夢の実現に役立つかもしれませんよ。

コメント
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