静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

波乱の船出

2017年11月27日 10時26分26秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
12月の見学会は、数日中にホームページと漁師.jpでご案内します。
すぐに見学されたい方は、私にご相談ください。

24日に出航した実習船やいづ。
出港式に参加していただいた皆様。ありがとうございました。
良く晴れた天気でしたが、風も強かったです。
これは、生徒が苦労するな...と、ちょっと心配。

乗船実習の様子は静岡県立焼津水産高等学校のホームページでも紹介されていますよ。
http://www.edu.pref.shizuoka.jp/yaizusuisan-h/home.nsf/SearchHeaderView/%E5%AE%9F%E7%BF%92%E8%88%B9%E3%82%84%E3%81%84%E3%81%A5?OpenDocument&Category=%E5%AE%9F%E7%BF%92%E8%88%B9%E3%82%84%E3%81%84%E3%81%A5

本日、電子メールでの報告が届きました。
報告は引率教官の報告書、主直日誌、写真2枚です。

主直日誌からご紹介します。
主直日誌というのは、水産高校専攻科生の当番が感想を綴ったモノです。
詳しくは昨年の11月25日の記事をご参考にどうぞ。
blog.goo.ne.jp/gyogaku/d/20161125  (昨年の出港式です)

【水産高校専攻科生の主直日誌】
本日、漁業高等学園の出航式を行い、多くの方に見送られながら焼津港を出港しました。
西風が非常に強く、焼津新港着岸時の操船がとても難しそうでした。
岸壁方向から来る横風に対する操船や、向かい風の操船を今日どのように行ったか、しっかり覚えておきたいです。
また、他にどのような操船方法があるのか自分でも考えてみたいです。
出港後の海況は悪く、船酔いする漁業高等学園の実習生も多かったですが、夕食後はだいぶ揺れに慣れてきた様子でした。
明々後日には鹿児島で餌を積み込み、1週間後には早くも操業を開始します。
専攻科で調査操業実習ができるのも今航海を含めあと2航海しかありません。
この航海では、誰よりも多くのカツオを釣り、すべての実習で前航海より習熟度が向上できるようにがんばります。


生徒は船酔いに負けないようにがんばっているみたいですね!

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
昨年の乗船実習も、駿河湾をでたとたん、生徒の多くはダウンでした。
それでも、今年度は「わかたか」の実習で「酔っても、動く!」ことをやってきました。
まだまだ船酔いは続きます。苦しくても動いて欲しいと思います。
そして、乗船実習の間に専攻科生と仲良くなるように指示をだしてあります。
これも、同じ船の先輩漁師と付き合っていく練習になります。
がんばって取り組んで欲しいと思います。

コメント
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