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静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

漁業協同組合と金融の話し

2017年11月10日 10時07分00秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
11月の見学会は漁師.jpでもお知らせしています。
www.ryoushi.jp

外部講師の授業です。
県庁の水産業局から水産金融(きんゆう)班の若いお二人が来てくれました。
お二人来たのは漁業協同組合と、金融の二つのことを話していただくため。
漫才コンビではありませんよ!

はじめに漁業協同組合の話し。
漁協は法律で役割が定められています。
特に沿岸漁業に就職する場合、漁協の組合員であるかどうかは「漁師として権利」があるかどうかでもある大事なことです。
こんな話しを聞く機会は少ないので貴重です。


そして金融の話し。
これも独立した漁家(ぎょか)となるには大事な話。
資金を貸してくれる融資(ゆうし)のことなど、ひとつひとつ解説してくれました。
生徒には、ちょっと難しい話しだったかも?
少しでも頭に残れば、将来きっと役に立つよ。



学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
昔の漁村は、住民のほとんどが漁家でした。
漁協の購買は地域のスーパーマーケットとしての役割を担っていました。
漁協の信用部に貯金したり、漁協という組織が生活の中心にありました。
現代では、漁協の機能の多くを代わりにやってくれる存在があります。
生活関連ではコンビニ、銀行、通信販売など。
共同出荷も漁業資材の会社が請け負ったりします。
こんなことから、漁協の存在意義が薄れています。

ただし、漁業者が一つになる組織は必要です
流行の6次産業化だって、漁師一人でできることは知れています。
漁協は漁師のためにあります
いまこそ、漁師の一人一人が漁協について真剣に考えなくてはいけません。

コメント
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