静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

機関当直実習の練習

2017年11月13日 10時10分29秒 | 実習


漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
11月の見学会は漁師.jpでもお知らせしています。
www.ryoushi.jp

大型船舶には、主に二つの海技士が乗船しています。
そう、航海士と機関士です。
航海士は船で何をしているか?
・・・周りの海を見張り、船を操縦します。分かりやすいですね。
では、機関士は何をしているのでしょう?

機関士も船が運航しているときの基本業務は、航海士と同じく当直の当番です。
そして、機関士が見張るのはエンジンなどの機械類です。


扱う機械も大きいし、確認もたくさんあります。
授業では、機関実習棟にある実際の漁船エンジンなどを使って、確認方法を学んでいきます。


これは、機関専攻の授業ですが、乗船実習では学園の生徒全員が航海当直も機関当直も経験します。
今週は航海専攻の生徒も同じ練習をする予定です。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
24日に出航する乗船実習では、機関当直も行います。
仕事はエンジンなどの機器類が異常がないか見張ります。
簡単に思うかも知れませんが、大事な仕事です。
大海原を運航する船が洋上でエンジンが壊れれば遭難ですよ。
漁船なら冷凍機が壊れても、捕った魚が腐って全滅。
発電機が壊れると、無線で連絡が取れません。
機関員は華やかな仕事ではありませんが、船を支える大事な仕事です。

コメント
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