本県水産行政のご意見番、静岡県水産振興審議会の委員が視察で来園されました。
この審議会は県条例で定められている由緒正しい組織です。
水産技術研究所での審議の後、30分ほどのわずかな時間でしたが
ロープワークの実習を見ていただきました。
委員の皆様には、カツオのハネ作りやロープの刺し継ぎなどもご説明。
漁師の職人仕事の一端をご紹介できました。
みなさん、一本釣り用の竿の大きさに驚いていました。
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園長のつぶやき
ミクロネシアはアメリカ領とあって、研修生は英語が堪能(たんのう)でした。
とは言っても英語が母国語ではないので、ちょっとは私も話ができる...
と思ったら大まちがい。
全然ダメでした。
あらためて自分のポンコツぶりを自覚することになりました。
私が就活生なら、どこの企業も採用してくれないでしょうね!
さて、こんな私が言うと全然説得力がないんですが、漁船で外国人と付き合う方法です。
実は、外国人船員は日本語を話すことができます。
卒業生の中には、高知出身の船長の言葉をインドネシア人に通訳してもらったと言う話しもあります。
ですから、外国人が多く乗る遠洋漁船に乗る時も語学の心配はいりません。
それよりも、こちらからどんどん話しかけること。
これは日本人の先輩船員に対しても同じです。
実は簡単にはできないことですよ。
学園では、見学先あるいは外部講師に質問をするように生徒に指導します。
質問を苦にしない人もいるし、手を上げられない生徒もいます。
知らない人に話しかけるのは、誰でも勇気がいることです。
漁師になるには大事なこと。
がんばってチャレンジしてもらいます。
来週からの遠洋航海実習では、水産高校の生徒と友達になってもらいます。
これも実習の一環です。