生徒たちは台風ために鹿児島湾に足止めとなっています。
実習船やいづのfacebookに餌積みの様子が動画で紹介されています。
https://www.facebook.com/pages/category/High-School/%E5%AE%9F%E7%BF%92%E8%88%B9-%E3%82%84%E3%81%84%E3%81%A5-112368329580266/
さて、このブログは日付をさかのぼります。
瀬戸内海を通り、鹿児島へ南下する生徒たちをご紹介します。
23~24日の水産高校引率職員の報告です。
航海2日目。A専攻科と学園航海専攻は共同で航路実習を行い、D専攻科と学園機関専攻は合同課業で機関配管学習をするなど、良い連携学習ができている。学園の実習生は、わからないことがあれば積極的に質問に来るなど意欲が高い。
航海3日目。凪良く順調に鹿児島向け航海中。
来島海峡航路では南流6ktの上げ潮流の中、本船は西水道を対地速力6ktで航過した。学園実習生、専攻科実習生ともに教育効果の高い実習ができた。
初日の「船酔いで全滅状態」から、瀬戸内海を通ることで全員が回復。
水産高校専攻科生と当直実習などに取り組みました。
インマルサットで送られる写真が少なく、瀬戸内海の様子をご紹介できません。
実習船が焼津に戻りましたら、職員が撮りためた写真をご覧いただきます。
六分儀を使った実習もあったようです。
学園生はうまくできたかな?
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
苦しい船酔いが1日でなおったのは良かったのか、悪かったのか?
船酔いが治った理由は、風のない瀬戸内海に入ったからです。
体が船に適応できたのではありません。
この後、鹿児島をでたら再び船酔いになるのは間違いありません。
生徒たちは、この試練を乗り越えて欲しいと願うだけです。
ところで、学園の受験者の話です。
一度も見学に来ないで受験する人がたまにいます。
それが悪いと言うことではありませんが、こちらとしても心配になります。
なかにはホームページも見ていなかったり、親が受験を決めたり...
普通の高校や大学ならともかく、他と違うことをする学校です。
全寮制のルールもあるし、卒業後の進路も決まっています。
漁師の仕事も甘くありません。
見学に来ても、大事なことが頭に入っていない人もいますが、それはそれ。
「漁師になる」
と言うのは大きな選択です。
簡単には考えず、学園を見て自分の意志を固めて欲しいと思います。
来年受験の方は、あと一ヶ月で願書受付が始まります。
自分の人生です。しっかり準備をしてくださいね。