学園の授業は、大きく分けていわゆる座学(教室内で机に座って先生が講義)と実習(教室外に出て体を動かす)に分かれます。
いずれも普段の授業は、学園の先生たちが受け持っていますが、体育などは学園外から講師を招いて行っています。
今回は、静岡県水産・海洋技術研究所の水産技師を講師としてお招きしました。
テーマは、「サバ」!
この魚、非常に身近な魚ゆえに、その実態は案外と知られていません。
マサバとゴマサバがあって、味噌煮はマサバに限るよねとか、ノルウェー産のサバが脂が乗って好きだなぁ。
とか、世の中のお父さん方が、居酒屋でサバをつつきながら言っているとか、言っていないとか。
市場に出回っている魚のほとんどが、網漁業で漁獲されていますが、どうやって漁獲されているのか、何を食べて、いつどこで産卵しているのか、寿命はどれくらいか・・・などなど。
漁師としても知っていてほしいことを中心に講義が行われました。
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
これまで、水産缶詰のトップを走っていた「ツナ缶」が、「サバ缶」に首位を明け渡したのは、2018年。
健康志向の高まりを背景に、テレビ番組でも繰り返し報道されたことから、勢いを増したようです。
いくら人気があるといっても、その原料となるのは、天然の資源です。
いつまでも利用できるよう、どうやって漁獲するのかは将来の生徒諸君にかかっています。