静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

「わかたか」実習 2

2020年05月27日 22時25分06秒 | 実習

当学園には、専用の実習船「わかたか」(6.6トン)があります。

先日の初乗船は、卒業生の初航海の見送りを兼ねて、お試し乗船。

今回は2回目ですが、船内の機器類や操船に関する説明です。
実際に操船するための資格試験に合格するには、これから具体的にな操船実習を積んでいくほか、筆記試験の勉強も行っていきます。

当日は、しらす船びき網の操業が行われており、その様子も併せて見学してきました。
操業中の漁船には近づけないので、離れたところからその様子を確認しました。
同じシラス漁ですが、1そうびきと2そうびきの2種類があり、県内でも地域によって異なります。

今後、実際の漁業実習として、刺し網漁業の実習などもこの「わかたか」を使って行っていきます。

 

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
今年度の見学会の日程をご紹介しています。


 園長のつぶやき

水産関係の学校は、大小はあるものの、専用の実習船を所有しています。
それらを使って、漁業実習などを行ってはいますが、静岡県は、漁業種類も沿岸・沖合・遠洋まで様々で、すべてを網羅できる実習船は用意できません。

そのため、地元の漁業者の方にお願いし、シラス船ひき網や定置網での漁業体験も行っています。
こうした体験も、将来の進路を考える上で参考になるんですね。
体験するのがなにより・・・。

 

コメント
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