静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

「揺らぐ大学の価値」 (新聞記事)

2012年10月05日 09時30分00秒 | 所感
9月12日(水)の静岡新聞に、独協大学教授 森永卓郎 氏の「揺らぐ大学の価値」という記事があります。
これまでは、大学を卒業すれば就職できることを前提に、入学者を増やしてきたが、それが崩れようとしていることを伝えています。


 これまで大学が不況知らずだった大きな理由は、大学を出ればホワイトカラーの正社員として就職できるという期待があったからだ。
 しかし、今春大学を卒業した56万人のうち、非正規雇用に就いた人と就職も進学もしていない人が、
 12万8千人と全体の23%にのぼったことが明らかになった。・・・・


正直な感想として、大学は社会に出るための最後の教育機関であるはずが、本当にもったいないと思います。

今年、学園に入学してきた生徒の中には、20歳の生徒が2名います。
一人は、自分の好きな漁業に就きたいとして、大学を中退してきた生徒です。
もう一人は、マグロ漁船に乗ることが将来の夢で、高校卒業後、2年間仕事をして、お金を貯めて学園に入ってきた生徒です。

2人は今、学園のリーダー的な存在で、他の生徒の模範になって引っ張っています。
このような志を持った生徒が学園に大勢入学してくれたら、本当に有り難いと考えます。


時は得難くして、失いやすし。自分のやりたいことを見つけよう!
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