札幌在住の道展会員、山崎亮さんは、1年おきに個展をひらいています。オーソドックスな写実を基調とした絵画です。モティーフは、筆者が知るだけでも、湿原とオオカミ、海底と女の子の組み合わせ、イスラエル…と変わり、前回の個展から「上からの視点の風景」がテーマになっています。
このうち、塔の上からの風景を描いた「ベネチア」を別として、あとは飛行機の窓からの眺めが多いです。一昨年、イタリアを旅行したときに . . . 本文を読む
5月10日の北海道新聞によると、最後の健在の全道展創立会員だった小川マリさんが亡くなりました。
日本の女性画家の草分けで、洋画家として最高齢の春陽会会員、全道展創立会員の小川マリ(おがわ・まり=本名三雲マリ=みくも・まり)さんが8日午後11時50分、虚血性心疾患のため入院先の東京都青梅市内の病院で死去した。104歳。札幌市出身。自宅は東京都武蔵野市吉祥寺東町(中略)。
風景、静物を主な題材 . . . 本文を読む