コロラドなど4州にまたがる米西部を長年にわたって追い続けている写真家(東京)の、道内では初となる風景写真展。副題は「-赤い大地・岩とキャニオンの世界」。
グランドキャニオン、デスバレーなど、筆者でも名前を知っているような国立公園が多いが、とにかく奇岩、奇勝のオンパレードで、地球上とは思えないようなすごい風景の連続。
それを、富士のRVP50か100を使って、6×6や4×5といった中・大判カ . . . 本文を読む
エスキスで珈琲を待っていたら、陶芸家の蔦井乃理子さんが妹さんといっしょに入ってきた。
(この喫茶店でだれか知っている人に会わないことは、ほとんどない)
青玄洞でいま「うつわ展」をひらいていて、だいたい会場に詰めているのだそうだ。
青玄洞は、道内外の陶器や工芸をたくさん並べていて、ときには企画展も開催している。この手の店では老舗といっていいと思う。
エスキスからは徒歩5分ぐらいなので、行 . . . 本文を読む
三越ギャラリーは、日展系の売り絵が多いといえば多いのだが、道内ではみられないオリジナルの工芸作品や、ちょっと変わったタイプの絵も見ることができるので、目が離せない。もちろん、筆者のような勤め人には手の出ない価格帯で売られていることが多いのだが。
今回の宝永たかこ個展は、一風変わった絵画だった。幻想的であるが、その一言にとどまらない。
有元利夫ふう、というより、むしろ吉野朔実ふうの、細い描線 . . . 本文を読む
札幌の吉田英子さんは、もともとインスタレーションなど、現代美術の作家で、このような淡彩スケッチを発表するのは、意外な感じがします。ご本人も、そのように言われると話しておられました。
さいとうギャラリーのオーナーにスケッチブックを見せる機会があり、「発表すべきだ」と言われて、今回の展覧会の運びになったそうです。
夫の吉田功さんも現代美術のアーティストで、海外での発表の機会が多かったことから、 . . . 本文を読む