(承前)
12日は、最初から新記録をねらっていたわけではない。 というか、たくさんまわろうとすればするほど、1ヵ所あたりの滞在時間がへるわけで、もうその手の「若気の至り」はやめようと思っていたのだ。
しかし、朝9時、資料館からスタートし、11時には7カ所目に到達すると
「きょうは行けるかも」
と、つい記録への欲求が頭をもたげてしまったのだった。
バカなんです。
最初の資料館では、岸本 . . . 本文を読む
1956年生まれ、大阪芸大中退のプロカメラマンによる風景写真展。
カラー36枚。すべて横位置である。
デジタルで撮られインクジェット出力したものらしい。
人は1枚の写真に、あれこれ情報を盛り込もうとする。
しかし、その反対に、どんどん被写体をレンズの外へと追いやって、可能な限り「引き算」をしてみたらどうなるだろう-というのを、やってみたような、そんな写真展だった。
意外と、勇気が必要 . . . 本文を読む
春になり、またいくつか新しいスペースがうまれています。
狸小路2丁目のニコービルのhanaaguraギャラリーについては先日書きましたので、それ以外について、ご報告します。
★j-senseギャラリー(東区北13東1)
3月初旬に、釧路市阿寒町の木工・家具作家の勝水喜一さんの作品を展示していました。
その後はうかがっていないので、どうなっているかわかりません。
「貸し」もおこ . . . 本文を読む
フェルトでつくる子羊の置物「ラムキン」がかわいらしいと評判のクラフト作家兼カンテレ奏者のおおいえのりこさんが、はやくもことし2度目の個展をひらいています。
春のせいかどうかわかりませんが、心なしかカラフルになった感じがします。
「気分的なものなのでしょうか、たしかに色のついた作品が増えましたね」
ラムキンにもカラーの仲間が増えました(黄色いのを、「風水でお金がたまる色だから」と買っていく人 . . . 本文を読む