富田さんは札幌在住で、行動美術と全道展の会員。
時計台ギャラリーでは5年ぶりの個展となる。
その間、2004年にはギャラリーどらーる(閉廊)で、05年には深川のアートホール東洲館や函館で個展をひらいているが、筆者は見ていない。
美術作品は見た瞬間が勝負だ-という意味のことを言った美学者がいた。
良し悪しは一瞬でわかる、というのである。
富田さんの絵を見ると、そのことばを思い出す。
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竹田さんは砂川在住。これまで地元や岩見沢で個展をひらいてきたほか、札幌でもグループ展には出品したことはありますが、札幌での個展となると初めてだそうです。
竹田さんの作品は、鉢カバーなど。
「花が好きなんですが、じぶんが使いたいと思うものがなくて」制作を始めたとのこと。
たしかに、一般的な「陶芸」というイメージからは、相当かけ離れた自由な作品が並びます。
右側の軽やかな絵は、かき落 . . . 本文を読む
精力的に制作、発表をつづける室蘭の陶芸家、毛利史長(ふみおさ)さん。
会場に入るなり
「ヤナイさん、ごめん。3月のさいとうギャラリーでの2人展のを、そのまま持って来ちゃいました」
と言われましたが、その2人展を見逃してしまったので、自分としては新鮮でした。
インスタレーションというか、オブジェ的な作品も手がけている毛利さんですが、今回はうつわが大半。
青白 . . . 本文を読む
北翔展は、もともと久守昭嘉さん(春陽会会員、全道展会員)の教室でした。現在は、息子の浩司さんが指導を引き継いでいます。
筆者は、この北翔展以外で浩司さんの作品を拝見したことがなく、指導に全力を注いでいるのでしょう。ことしの出品者は83人で、1人1点。油彩の教室としては道内でも屈指の規模と思われます。
今回、昭嘉さんの油彩4点が、会場中央に飾られていました。
遠景から川や黄色い畑を望んだ「 . . . 本文を読む
会社は休み。
こういう日に限って、雨が降る。
たぶん、ことしはじめての雨。
風も強い。
目の前でビニール傘がぶっ壊れる光景を2度も街角で見た。
朝、遅く起きてギャラリー回りへ。
豊平橋停留所でバスを降りて札幌市民ギャラリーへ。日陽展と北翔展。
札幌市写真ライブラリーで札幌学院大学写真部展。
鉄道病院前のバス停留所まで10分かけて歩き、ギャラリー粋ふようへ。砂川で陶芸をし . . . 本文を読む