http://www.sapporo-biennale.jp/2011geimori/
この春、道立近代美術館で開かれた、札幌ビエンナーレのプレイベントの、第2弾が、札幌芸術の森美術館を借りて開かれます。
一応、下には、いただいたパンフレットに記載された情報を記しましたが、これ以降も、出品アーティストが追加になったり、関連の映画上映や講演などが順次開催されているようですので、冒頭のリンク先をご覧になってください。
見てもいないうちから評価は下せませんが、良い意味で、ごった煮というか、春の開催時に比べても、ファインアート以外の領域からの越境が目立つように思います。
これは、初音ミクを生み、漫画家やアニメ関係者を数多く輩出している北海道という土地柄を考えれば、当然の方向性だと思います。
「ファノン」というのは、黒人解放運動家とはなんの関係もなくて、「カノン(正典)」と「ファン」を合わせた造語です。
「スタートレック」などは熱狂的なファンが全米各地に数多くおり、公式なストーリーとは別に、独自のストーリーや世界をつくって楽しんでいます。そういうのを「ファノン」と呼ぶそうです。
キュレーションを担当したカジタシノブさん、おそろしく時間のないなか、お疲れさまでした。
会場:札幌芸術の森美術館
会期: 2011年10月29日(土)~11月23日(水)
月曜休館、ただし10月31日は開館
開館時間: 午前9:45~午後5:00(入場は4:30まで)
入場料: 前売り 一般800円(当日1,000円)、高大生500円(当日600円)小中生無料
exhibition
青山裕企
痛車
NPO S-AIR
カスタムバイク
近未来メイドカフェ
くつした企画
ことぶき光
高橋喜代史
花輪和一
ピコグラフ
表象としてのサブカルチャー (札幌市立大デザイン学部学生有志による研究展示)
村田真
performance
Craftwife
札幌ハプニング
シークレット歌劇団0931
SIZK
TAK・GAK 1up Dance Company ディレクター神村拓一朗
ダンススタジオマインド(舞人)
DefectLeak
北海道ダンサーズ
●国際シンポジウム「越境するファノン-世界が見た日本のサブカルチャー」
11月4日(金)6:30~9:00、札幌芸術の森アートホール
パネリストは
ボグタン・ゴルガニューヌ(OTAKU Entertainment代表 ルーマニア)
シュテファン・テイロン(美術評論家 オーストリア)
伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役)
福岡俊弘(週刊アスキー総編集長/Tokyo Kawaii Magazine編集長)
カジタシノブ(「表現するファノン」展チーフ・キュレーター)ほか
司会進行は武邑光裕(札幌市立大学デザイン学部教授)
●創造都市さっぽろ国際シンポジウム
11月22日(火)6:30~9:00、道新ホール(札幌市中央区大通西3)
無料。
基調講演:伊藤穣一MITメディアラボ社長
プレゼンテーション:アンドレアス・ペックマン(ベルリン市トランスメディアーレ芸術監督)、リヨン市創造都市担当者
メディアアート・パフォーマンス:伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役)、水口哲也(ゲームプロデューサー)
佐々木雅幸(都市文化創造機構理事長、大阪市立大学大学院教授)、武邑光裕(札幌市立大学デザイン学部教授)も参加します
アマチュア同人やコミケなどに代表される二次創作文化や、札幌から生まれた初音ミクに代表される「ファノン」(ファンやユーザーによって生成されるコンテンツやその活動)。日本という小さな島国で生まれ、熟成された様々なカルチャーシーンは、多様なソーシャルメディアの登場によって「表現する個人」の活動や、「匿名の作家性」を促進させています。そこではビジュアルイメージ、音楽、映像表現などの革新が日々展開され、世界中の若者さえも魅了しはじめています。本展は札幌ビエンナーレ・プレ企画のメインテーマである「アートから出て、アートに出よ。」を軸として、現代アートの周辺状況に目を向け、「日本のサブカルチャー」とそこから生み出される「ファノン」の一端を皆さんに提示します。
この春、道立近代美術館で開かれた、札幌ビエンナーレのプレイベントの、第2弾が、札幌芸術の森美術館を借りて開かれます。
一応、下には、いただいたパンフレットに記載された情報を記しましたが、これ以降も、出品アーティストが追加になったり、関連の映画上映や講演などが順次開催されているようですので、冒頭のリンク先をご覧になってください。
見てもいないうちから評価は下せませんが、良い意味で、ごった煮というか、春の開催時に比べても、ファインアート以外の領域からの越境が目立つように思います。
これは、初音ミクを生み、漫画家やアニメ関係者を数多く輩出している北海道という土地柄を考えれば、当然の方向性だと思います。
「ファノン」というのは、黒人解放運動家とはなんの関係もなくて、「カノン(正典)」と「ファン」を合わせた造語です。
「スタートレック」などは熱狂的なファンが全米各地に数多くおり、公式なストーリーとは別に、独自のストーリーや世界をつくって楽しんでいます。そういうのを「ファノン」と呼ぶそうです。
キュレーションを担当したカジタシノブさん、おそろしく時間のないなか、お疲れさまでした。
会場:札幌芸術の森美術館
会期: 2011年10月29日(土)~11月23日(水)
月曜休館、ただし10月31日は開館
開館時間: 午前9:45~午後5:00(入場は4:30まで)
入場料: 前売り 一般800円(当日1,000円)、高大生500円(当日600円)小中生無料
exhibition
青山裕企
痛車
NPO S-AIR
カスタムバイク
近未来メイドカフェ
くつした企画
ことぶき光
高橋喜代史
花輪和一
ピコグラフ
表象としてのサブカルチャー (札幌市立大デザイン学部学生有志による研究展示)
村田真
performance
Craftwife
札幌ハプニング
シークレット歌劇団0931
SIZK
TAK・GAK 1up Dance Company ディレクター神村拓一朗
ダンススタジオマインド(舞人)
DefectLeak
北海道ダンサーズ
●国際シンポジウム「越境するファノン-世界が見た日本のサブカルチャー」
11月4日(金)6:30~9:00、札幌芸術の森アートホール
パネリストは
ボグタン・ゴルガニューヌ(OTAKU Entertainment代表 ルーマニア)
シュテファン・テイロン(美術評論家 オーストリア)
伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役)
福岡俊弘(週刊アスキー総編集長/Tokyo Kawaii Magazine編集長)
カジタシノブ(「表現するファノン」展チーフ・キュレーター)ほか
司会進行は武邑光裕(札幌市立大学デザイン学部教授)
●創造都市さっぽろ国際シンポジウム
11月22日(火)6:30~9:00、道新ホール(札幌市中央区大通西3)
無料。
基調講演:伊藤穣一MITメディアラボ社長
プレゼンテーション:アンドレアス・ペックマン(ベルリン市トランスメディアーレ芸術監督)、リヨン市創造都市担当者
メディアアート・パフォーマンス:伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役)、水口哲也(ゲームプロデューサー)
佐々木雅幸(都市文化創造機構理事長、大阪市立大学大学院教授)、武邑光裕(札幌市立大学デザイン学部教授)も参加します
明日の準備が完了した報告がありました。
時間がない中、
ある意味孤軍奮闘に近かったカジタくんが倒れやしないか、
後半はそれが心配のメインだったような気がします。
ちょっと遠いですが雪が降る前、
錦繍の名残がある芸森にお越しいただければ幸いです。
見に行けるかどうか、わからないけど…。