北海道新聞2010年1月28日、第二社会面から。
これも大河ドラマ効果でしょうか。
記事には絵の写真も出てましたが、いかにも、有名な例の写真を模写した感じです。
林竹治郎といえば、道内から文展入選第1号となり、いまは道立近代美術館の所蔵となる「朝の祈り」の作者として知られています。北海道の美術史の最初の方にかならず登場する絵です。
また、旧制札幌一中(現札幌南高)の美術教師として三岸好太郎らを教えました。
さて、修復費用はどれくらいかかるでしょうか。
これも大河ドラマ効果でしょうか。
【浦臼】坂本龍馬のおいが入植するなど、龍馬と縁がある空知管内浦臼町は、町立浦臼小が所蔵する龍馬の肖像画の修復に乗り出す。道内美術の基礎を築いた洋画家、林竹治郎(1871~1941)が描いた貴重な作品で、龍馬ブームに乗って、まちおこしにつなげる考えだ。
浦臼には1898年(明治31年)に龍馬のおいの直寛が一家を挙げて入植。翌99年には直寛の義姉の留も移住し、龍馬に関連する史料が残されている。肖像画は、浦臼小の前身である聖園尋常小で龍馬の遺品展が開かれるのに合わせ、1904年ごろ、留の依頼で林が制作したとされる。縦約50センチ、横約40センチの油絵で、右手を懐に入れた龍馬の姿が描かれている。
表面に細かい傷が目立つため、浦臼町は近く、道立近代美術館に肖像画を運び修復方法などについて相談する。修復後、肖像画を含め、町郷土史料館(現在、冬季閉館中)などに展示している龍馬関連の史料を充実させ、ファンを呼び込みたい考え。(以下略)
記事には絵の写真も出てましたが、いかにも、有名な例の写真を模写した感じです。
林竹治郎といえば、道内から文展入選第1号となり、いまは道立近代美術館の所蔵となる「朝の祈り」の作者として知られています。北海道の美術史の最初の方にかならず登場する絵です。
また、旧制札幌一中(現札幌南高)の美術教師として三岸好太郎らを教えました。
さて、修復費用はどれくらいかかるでしょうか。