北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

画家・遠藤繁雄さん没後20年 馬描いた大作を妻トシ子さんが特養ホームに寄贈

2009年09月23日 15時20分58秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞2009年6月25日、日高版から。

 【新ひだか】馬の油絵で知られ、1989年に68歳で亡くなった静内の画家遠藤繁雄さんの妻トシ子さん(84)=静内御幸町=が24日、遺品の100号の大作を町立特別養護老人ホーム静寿園(阿部公一園長)に寄贈した。

 遠藤さんは、旧国鉄職員、映画の看板絵師などを経て画家に転身。力強いタッチで、馬を題材にした作品を数多く残し、道展などに入選を重ねた。「売る絵は描かない」を信条とし、晩年の闘病生活が長かったこともあり、死後6年たった95年に遺族が初の個展を静内で開き、3日間で600人が詰めかける盛況だった。

(中略)

 贈ったのは1981年に描いた「たわむれ」と題した作品。白い雪の中で馬たちが寄り添っている様子を描いた。95年の遺作展でも展示した。

 絵は、利用者が集まる同園1階ホールの壁に飾られた。(以下略)


 なんだか、ほろりとさせられるニュースです。


ようこそ「北海道美術ネット別館」へ (初めての方はお読みください)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。