北海道新聞2009年6月25日、日高版から。
なんだか、ほろりとさせられるニュースです。
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【新ひだか】馬の油絵で知られ、1989年に68歳で亡くなった静内の画家遠藤繁雄さんの妻トシ子さん(84)=静内御幸町=が24日、遺品の100号の大作を町立特別養護老人ホーム静寿園(阿部公一園長)に寄贈した。
遠藤さんは、旧国鉄職員、映画の看板絵師などを経て画家に転身。力強いタッチで、馬を題材にした作品を数多く残し、道展などに入選を重ねた。「売る絵は描かない」を信条とし、晩年の闘病生活が長かったこともあり、死後6年たった95年に遺族が初の個展を静内で開き、3日間で600人が詰めかける盛況だった。
(中略)
贈ったのは1981年に描いた「たわむれ」と題した作品。白い雪の中で馬たちが寄り添っている様子を描いた。95年の遺作展でも展示した。
絵は、利用者が集まる同園1階ホールの壁に飾られた。(以下略)
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