冨貴堂MEGA、1月末閉店 旭川ショック

（承前)

　バス「石北号」をおりて、昼食をとろうと、某有名ラーメン店に行ったら行列ができていた。
　待つのも面倒なので、別の店でラーメンを食べる。900円。高い。

　それから、札幌以外では道内屈指の書店である冨貴堂MEGAに立ち寄る。
　やはり大型書店はよいなあ～と思い、平凡社新書「俵屋宗達」、光文社古典新訳文庫「ムッシュー・アンチピリンの宣言　ダダ宣言集」などを買う。
　そしたら、目に入ったのが、冒頭画像の張り紙だった。

　ううむ。
　やはり、昨年開店したコーチャンフォーの影響をもろに食らった感じだなあ。

　芸術書などもけっこうあって好きな本屋さんだったのだが。残念。




　もうひとつ、旭川でびっくりしたのは、駅前の古いビルが取り壊されていたこと。
　この緑橋通り沿いに並ぶビルは、小津安二郎の戦後の映画に出てきそうなたたずまいで（いまでも東京・銀座あたりだと、探せばありそうだけど）、好きだったのだが。

　あまり知られていないが、旭川は古い建物が多い。函館や小樽に比べても遜色ないと思う。
　ただ、なかなかゆっくり散歩する機会がないのが残念。


　旭川から特急列車スーパーカムイに乗る。
　あまり込んでいたら30分後まで待とうと思ってプラットフォームへの階段を駆け上がったら、意外や意外、車内には10人ほどしか乗っていなかった。
　帰省ラッシュ時にこんなんでいいのか、JR北海道！ と、ちょっと心配になってくるくらいだ。

　いすを回転させ、ボックスを占領して札幌へ。

　ヨドバシカメラに寄り、仕事用のかばんを物色したが、これというのがない。
　無難なデザインのものを選んで購入し、バスで帰宅。