
青木曲直(本名は青木由直)北大名誉教授が共同文化社から出している「北海道豆本 series」の34冊目。
札幌市内の野外彫刻(一部、室内)200点を写真付きで紹介している。
かつては、原子修著「北海道野外彫刻ガイド」(北海道新聞社)や、さっぽろ文庫「札幌の彫刻」(同)、札幌彫刻美術館編の「北海道の野外彫刻」があったが、今世紀に入ってからは同趣旨の本は出ていなかったこともあり、札幌の野外彫刻ガイドとして手軽な一冊だ。
豆本だけに、それぞれの作品に附された写真は小さく、解説文は110字程度。まじめな中にも、ところどころユーモアが感じられる。
さらに、すべての彫刻に、自詠の俳句がついている。
設置個所の住所も記されていないが、解説文からおおむね分かるようになっている。
索引もついていない。このあたりは豆本の制約といえそうだ。
最大の特徴は、ページ上のQRコードから、青木さんのサイトに接続でき、全球パノラマ写真を見ることができることだ。
http://hikyou.sakura.ne.jp/v2/
青木さんは北海道のIT産業黎明期をになった一人であるが、彫刻や美術の専門家ではない。
ただ、そのことがかえって、解説文の視点を新鮮なものにしていると思う。
字数の制限が厳しいこともあるが、フォルムがどうのボリュームがどうのという話は一切出てこず、また作者についても手短にしか触れていない場合が多い。
青木さんがこだわっておられるのは、周囲の景観との調和である。
たとえば、厚別区役所の前に置かれた小野寺紀子「いちばん星」については「模範的野外彫刻」とたたえ、中島公園の小野健壽「のびゆく子等」は「季節を通じて公園の景観に合っている」とする一方で、「小学校の校庭に置く彫刻としては場違い」「どの角度から撮っても電線が写り込んで邪魔になる」などと手厳しく評価しているものもある。
要は、彫刻それぞれの出来を、単体として評しているというよりも、あくまで置かれた場や環境とのかかわりにおいて考えているのだ。この姿勢は、勉強になる。
ただ、とくに抽象彫刻について「作者の意図がわからない」という意味の記述が繰り返されているのを見ると
「いや青木さん、それは見る人がある程度自由に鑑賞していいんじゃない?」
と言いたくなる。
人物像などについてはそれほどでもないが、抽象彫刻については「作者の意図」という「唯一の正解」があって、それが分からないとダメーとも受け取られる姿勢は、いささか堅苦しい。
そもそも、作者が理路整然と制作意図を説明できるのであれば、わざわざ芸術作品にしないだろうと思う。それは、抽象彫刻に限った話ではない。
とはいえ、総じてハンディなガイドであることは間違いない。
あらためて、「泉」に始まり「モエレ沼公園」に終わる構成は見事だと思う。
本体476円と安いし、おすすめです。
ただ「美術書」のコーナーより、「北海道の本」のコーナーを探した方が確実。
索引がないので、ここに作っておこう。
浅井憲一 光彩(162)
朝倉文夫 木下成太郎像(74)
浅見和司 Legs “旅人の残像”(157)
阿部典英 ミスジョウザンケイカッパ(22)/イイユダナ(129)/アー・イタイタ(130)
飯田勝幸 ふれあいの輪(92)
石塚錦秋堂 馬魂之像(124)屯田兵顕彰之像(124)
石川 浩 壌・蜀(140)
伊藤国男 馬(122)/馬(123)
伊藤隆道 空・ひと・線(163)/よろこび・愛(192)
伊藤 誠 森の中(184)
今谷 孝 ぐんぐん(41)
植松奎二 浮くかたち-結晶(168)
江頭 慎 Roll Away the Stone / Brixton 8,720km(186)
蝦名良治 童子ニ寄ス(45)
大岩オスカール幸男 フェイジョン(183)
大貝滝雄 風45(158)
大窪恭子 大地(20)
小野建壽 のびゆく子等(37)
小野寺紀子 BIANCA(7)/未来を語る子(44)/いちばん星(48)
加賀谷健至 風の記憶(114)
加藤顕清 北大初代学長佐藤昌介像(78)/医学博士今裕(80)/ほうすい師弟の像(110)
加藤宏子 そのむこうに(154)
金井聡和 花降る石(135)
川上りえ 古代の太陽(197)
川田静子 未来にはばたけ(19)
木内礼智 壺を持つ女(18)
北村西望 花吹雪(10)
楠本晴久 飛遊(191)
熊谷文秀 風のフォルム(177)
黒川晃彦 切株に座って(67)
國松明日香 出逢い(58)/NIKE(99)/テルミヌスの風(165)/休息する翼(181)/KLEIO(195)
リー・ケリー サーモン・リバー(94)
小石 巧 ボクと記念写真(128)/遊ぶ河童(131)/こんにちは河童(132)
構研エンジニアリング ひこぼし像・おりひめ像(111・112)
小坂耀一 シマフクロウ(119)
後藤紘一 鳩と共に(50)
小林恭彦 Breeze(164)
笹戸千津子 洋(5)
坂 坦道 和顔愛語(9)/いのち(32)/(時計台ギャラリーの像=56)/鈴蘭(59)/協力(62)/石川啄木像(68)/丘の上のクラーク像(71)/中央創成小学校の跡(102)
佐藤忠良 若い女の像(3)/リカ・立像(4)/蒼穹(15)/開拓母の像(25)/初代学長大野精七博士像(72)/岩村通俊之像(81)/雪娘(90)/聖火を持った男(100)/大野精七博士顕彰碑(107)/えぞ鹿(120)
澤田 猛 躍動(152)
CINQ てつなぎ石(187)/赤い空の箱(188)/ネガティブマウンド(189)/午後の丘(190)
志水晴児 湧水彫刻(170)
菅原尚俊 飛翔(153)
菅原義則 パティオの音楽会(60)
鈴木吾郎 自然とともに(49)
ピエール・セカリー 幻想の鳥(125)
関根伸夫 北のまつり(169)
高津和夫 和(64)/無題(108=場外馬券売り場)/希望の原点(113)
竹中敏洋 THE SKY(6)/永遠の像(98)
田嶼碩朗 クラーク博士像(77)/浅羽苗邨先生像(83)/聖恩碑(91)
田所陸男 希望(65)
田中信太郎 北空の最弱音(ピアニッシモ=179)
田畑 一 漁民之像(61)
土田副正 夏の日(39)
手塚登久夫 梟家族(126)
豊嶋敦史 Touch(159)
永野光一 洗い髪(21)/君に(53)/ころんころん(54)/潜ーkiramekiー(150)/大地から(156)/Memory(174)
中村辰也 残響(76)
名畑八郎 (花の輪と和)(193)
流 政之 ポンサ(117)/PIRIKA(134)/TERMINUS(135)/デアイバチ(126)/NANMOSA STOVE(139)/サキモリ(134)/八丁ダルマ(146)
楢原武正 球(182)
ワグナー・ナンドール 母子像・ふるさと(35)
二部 黎 藻岩犠牲者の碑(96)
イサム・ノグチ ブラック・スライド・マントラ(145)/テトラマウンド(199)/モエレ沼公園(200)
畠山三代喜 はつらつ(47)
坂東 優 Sansone(121)
平田まどか 時空翼(167)
藤川 基 有島武郎文学碑(104)
本郷 新 泉(1)/鳥を抱く女(11=宮の森交番前)/ライラックのトルソー・砂(12)/裸婦(13)/鳥を抱く女(14=宮の森緑地)/鳥を抱く女(16=札幌西高校)/北の母子像(23)/嵐の中の母子像(26)/太陽の母子像(33=宮の森緑地)/太陽の母子像(34=手稲コミュニティセンター)/牧歌の像(55)/男のトルソー(66)/雪華の像(86)/花束(87・88)/南部忠平顕彰碑(106)
本田明二 朔風(8)/手をつなぐ(29)/母子像(31)/はばたけ小鳥よ(43)/鹿を抱く少年(46)/栄光(85)/みのり(97)/輔仁会々員戦没者記念碑(101)/大地のうた(103)
堀木淳平 結晶体・4+1/4(161)
前田屋外美術制作 飛翔(198)
松隈康夫 母と子(36)/環(160)/あっちこっち(172)/連結(178)/空へ(194)
松田与一 大友亀太郎像(69=創成川公園)/大友亀太郎像(70=札幌村郷土資料館)
松本純一 MANAZASHI(137)/EYES(138)/元気地蔵(148)/DONGURI(149)
丸山 隆 おかっぱ(52)/Why are you looking?(127)/KURA(147)/上機嫌な星(173)/球の記憶(176)/残留応力(196)
三木 勝 ささ舟(40)
峯 孝 エドウィン・ダン像(84)/牧童(93)/奉仕の道(116)
宮田亮平 レナード・バーンスタイン像(75)
宮地寅彦 島義勇像(82)
望月菊麿 光の門(166)
安岡周三郎 梁田貞像(73)
安田 侃 妙夢(133)/生誕(141)/天秘(142)/意心帰(143)/ひとつがふたつ(180)
柳 健司 大地の器(185)
山内壮夫 希望(2)/花の母子像(24)/子を守る母たち(27)/母と子の像(28)/よいこつよいこ(38)/山鼻屯田兵の像(63)/飛翔(89)/森の歌(95)/花と子供(109)/猫とハーモニカ(118)
山田吉泰 創造(30)
山田良貞 湖風(57)
山本一也 擁(155)
山本正道 かえり道(51)/新渡戸稲造顕彰碑(79)
山谷圭司 やすらかな傾き(175)
山脇正邦 少女と羊(17)
伊藤英世・森川昭夫 希望(42)
永野光一・松隈康夫 バブル・ブーン(151)
平田まどか・松本純一 タマゴ(171)
(記載なし) テミスの像(105)
ランドシャー&メリーフィールド ライオン像(115)
ところどころ作者名に誤記があるようだ。
目下の疑問は國松明日香さんの「KLEIO」とされている作品は「MUSE」なのではないかということ。今後、要確認。
ちなみに、作者別の登場回数ベストテンは次の通り。
本郷新 16
佐藤忠良、山内壮夫 10
本田明二 9
坂坦道 8
流政之、永野光一 7
丸山隆、松隈康夫 6
國松明日香 5
この豆本に登場する以外にも、札幌には多くのパブリックアートが存在することは、言うまでもない。
あと、札幌芸術の森の作品が全く掲載されていないのもこの本の特徴。道立近代美術館前や本郷新記念札幌彫刻美術館の作品はあるのに、なぜだろう。
札幌市内の野外彫刻(一部、室内)200点を写真付きで紹介している。
かつては、原子修著「北海道野外彫刻ガイド」(北海道新聞社)や、さっぽろ文庫「札幌の彫刻」(同)、札幌彫刻美術館編の「北海道の野外彫刻」があったが、今世紀に入ってからは同趣旨の本は出ていなかったこともあり、札幌の野外彫刻ガイドとして手軽な一冊だ。
豆本だけに、それぞれの作品に附された写真は小さく、解説文は110字程度。まじめな中にも、ところどころユーモアが感じられる。
さらに、すべての彫刻に、自詠の俳句がついている。
設置個所の住所も記されていないが、解説文からおおむね分かるようになっている。
索引もついていない。このあたりは豆本の制約といえそうだ。
最大の特徴は、ページ上のQRコードから、青木さんのサイトに接続でき、全球パノラマ写真を見ることができることだ。
http://hikyou.sakura.ne.jp/v2/
青木さんは北海道のIT産業黎明期をになった一人であるが、彫刻や美術の専門家ではない。
ただ、そのことがかえって、解説文の視点を新鮮なものにしていると思う。
字数の制限が厳しいこともあるが、フォルムがどうのボリュームがどうのという話は一切出てこず、また作者についても手短にしか触れていない場合が多い。
青木さんがこだわっておられるのは、周囲の景観との調和である。
たとえば、厚別区役所の前に置かれた小野寺紀子「いちばん星」については「模範的野外彫刻」とたたえ、中島公園の小野健壽「のびゆく子等」は「季節を通じて公園の景観に合っている」とする一方で、「小学校の校庭に置く彫刻としては場違い」「どの角度から撮っても電線が写り込んで邪魔になる」などと手厳しく評価しているものもある。
要は、彫刻それぞれの出来を、単体として評しているというよりも、あくまで置かれた場や環境とのかかわりにおいて考えているのだ。この姿勢は、勉強になる。
ただ、とくに抽象彫刻について「作者の意図がわからない」という意味の記述が繰り返されているのを見ると
「いや青木さん、それは見る人がある程度自由に鑑賞していいんじゃない?」
と言いたくなる。
人物像などについてはそれほどでもないが、抽象彫刻については「作者の意図」という「唯一の正解」があって、それが分からないとダメーとも受け取られる姿勢は、いささか堅苦しい。
そもそも、作者が理路整然と制作意図を説明できるのであれば、わざわざ芸術作品にしないだろうと思う。それは、抽象彫刻に限った話ではない。
とはいえ、総じてハンディなガイドであることは間違いない。
あらためて、「泉」に始まり「モエレ沼公園」に終わる構成は見事だと思う。
本体476円と安いし、おすすめです。
ただ「美術書」のコーナーより、「北海道の本」のコーナーを探した方が確実。
索引がないので、ここに作っておこう。
浅井憲一 光彩(162)
朝倉文夫 木下成太郎像(74)
浅見和司 Legs “旅人の残像”(157)
阿部典英 ミスジョウザンケイカッパ(22)/イイユダナ(129)/アー・イタイタ(130)
飯田勝幸 ふれあいの輪(92)
石塚錦秋堂 馬魂之像(124)屯田兵顕彰之像(124)
石川 浩 壌・蜀(140)
伊藤国男 馬(122)/馬(123)
伊藤隆道 空・ひと・線(163)/よろこび・愛(192)
伊藤 誠 森の中(184)
今谷 孝 ぐんぐん(41)
植松奎二 浮くかたち-結晶(168)
江頭 慎 Roll Away the Stone / Brixton 8,720km(186)
蝦名良治 童子ニ寄ス(45)
大岩オスカール幸男 フェイジョン(183)
大貝滝雄 風45(158)
大窪恭子 大地(20)
小野建壽 のびゆく子等(37)
小野寺紀子 BIANCA(7)/未来を語る子(44)/いちばん星(48)
加賀谷健至 風の記憶(114)
加藤顕清 北大初代学長佐藤昌介像(78)/医学博士今裕(80)/ほうすい師弟の像(110)
加藤宏子 そのむこうに(154)
金井聡和 花降る石(135)
川上りえ 古代の太陽(197)
川田静子 未来にはばたけ(19)
木内礼智 壺を持つ女(18)
北村西望 花吹雪(10)
楠本晴久 飛遊(191)
熊谷文秀 風のフォルム(177)
黒川晃彦 切株に座って(67)
國松明日香 出逢い(58)/NIKE(99)/テルミヌスの風(165)/休息する翼(181)/KLEIO(195)
リー・ケリー サーモン・リバー(94)
小石 巧 ボクと記念写真(128)/遊ぶ河童(131)/こんにちは河童(132)
構研エンジニアリング ひこぼし像・おりひめ像(111・112)
小坂耀一 シマフクロウ(119)
後藤紘一 鳩と共に(50)
小林恭彦 Breeze(164)
笹戸千津子 洋(5)
坂 坦道 和顔愛語(9)/いのち(32)/(時計台ギャラリーの像=56)/鈴蘭(59)/協力(62)/石川啄木像(68)/丘の上のクラーク像(71)/中央創成小学校の跡(102)
佐藤忠良 若い女の像(3)/リカ・立像(4)/蒼穹(15)/開拓母の像(25)/初代学長大野精七博士像(72)/岩村通俊之像(81)/雪娘(90)/聖火を持った男(100)/大野精七博士顕彰碑(107)/えぞ鹿(120)
澤田 猛 躍動(152)
CINQ てつなぎ石(187)/赤い空の箱(188)/ネガティブマウンド(189)/午後の丘(190)
志水晴児 湧水彫刻(170)
菅原尚俊 飛翔(153)
菅原義則 パティオの音楽会(60)
鈴木吾郎 自然とともに(49)
ピエール・セカリー 幻想の鳥(125)
関根伸夫 北のまつり(169)
高津和夫 和(64)/無題(108=場外馬券売り場)/希望の原点(113)
竹中敏洋 THE SKY(6)/永遠の像(98)
田嶼碩朗 クラーク博士像(77)/浅羽苗邨先生像(83)/聖恩碑(91)
田所陸男 希望(65)
田中信太郎 北空の最弱音(ピアニッシモ=179)
田畑 一 漁民之像(61)
土田副正 夏の日(39)
手塚登久夫 梟家族(126)
豊嶋敦史 Touch(159)
永野光一 洗い髪(21)/君に(53)/ころんころん(54)/潜ーkiramekiー(150)/大地から(156)/Memory(174)
中村辰也 残響(76)
名畑八郎 (花の輪と和)(193)
流 政之 ポンサ(117)/PIRIKA(134)/TERMINUS(135)/デアイバチ(126)/NANMOSA STOVE(139)/サキモリ(134)/八丁ダルマ(146)
楢原武正 球(182)
ワグナー・ナンドール 母子像・ふるさと(35)
二部 黎 藻岩犠牲者の碑(96)
イサム・ノグチ ブラック・スライド・マントラ(145)/テトラマウンド(199)/モエレ沼公園(200)
畠山三代喜 はつらつ(47)
坂東 優 Sansone(121)
平田まどか 時空翼(167)
藤川 基 有島武郎文学碑(104)
本郷 新 泉(1)/鳥を抱く女(11=宮の森交番前)/ライラックのトルソー・砂(12)/裸婦(13)/鳥を抱く女(14=宮の森緑地)/鳥を抱く女(16=札幌西高校)/北の母子像(23)/嵐の中の母子像(26)/太陽の母子像(33=宮の森緑地)/太陽の母子像(34=手稲コミュニティセンター)/牧歌の像(55)/男のトルソー(66)/雪華の像(86)/花束(87・88)/南部忠平顕彰碑(106)
本田明二 朔風(8)/手をつなぐ(29)/母子像(31)/はばたけ小鳥よ(43)/鹿を抱く少年(46)/栄光(85)/みのり(97)/輔仁会々員戦没者記念碑(101)/大地のうた(103)
堀木淳平 結晶体・4+1/4(161)
前田屋外美術制作 飛翔(198)
松隈康夫 母と子(36)/環(160)/あっちこっち(172)/連結(178)/空へ(194)
松田与一 大友亀太郎像(69=創成川公園)/大友亀太郎像(70=札幌村郷土資料館)
松本純一 MANAZASHI(137)/EYES(138)/元気地蔵(148)/DONGURI(149)
丸山 隆 おかっぱ(52)/Why are you looking?(127)/KURA(147)/上機嫌な星(173)/球の記憶(176)/残留応力(196)
三木 勝 ささ舟(40)
峯 孝 エドウィン・ダン像(84)/牧童(93)/奉仕の道(116)
宮田亮平 レナード・バーンスタイン像(75)
宮地寅彦 島義勇像(82)
望月菊麿 光の門(166)
安岡周三郎 梁田貞像(73)
安田 侃 妙夢(133)/生誕(141)/天秘(142)/意心帰(143)/ひとつがふたつ(180)
柳 健司 大地の器(185)
山内壮夫 希望(2)/花の母子像(24)/子を守る母たち(27)/母と子の像(28)/よいこつよいこ(38)/山鼻屯田兵の像(63)/飛翔(89)/森の歌(95)/花と子供(109)/猫とハーモニカ(118)
山田吉泰 創造(30)
山田良貞 湖風(57)
山本一也 擁(155)
山本正道 かえり道(51)/新渡戸稲造顕彰碑(79)
山谷圭司 やすらかな傾き(175)
山脇正邦 少女と羊(17)
伊藤英世・森川昭夫 希望(42)
永野光一・松隈康夫 バブル・ブーン(151)
平田まどか・松本純一 タマゴ(171)
(記載なし) テミスの像(105)
ランドシャー&メリーフィールド ライオン像(115)
ところどころ作者名に誤記があるようだ。
目下の疑問は國松明日香さんの「KLEIO」とされている作品は「MUSE」なのではないかということ。今後、要確認。
ちなみに、作者別の登場回数ベストテンは次の通り。
本郷新 16
佐藤忠良、山内壮夫 10
本田明二 9
坂坦道 8
流政之、永野光一 7
丸山隆、松隈康夫 6
國松明日香 5
この豆本に登場する以外にも、札幌には多くのパブリックアートが存在することは、言うまでもない。
あと、札幌芸術の森の作品が全く掲載されていないのもこの本の特徴。道立近代美術館前や本郷新記念札幌彫刻美術館の作品はあるのに、なぜだろう。