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2月20日、初めて開かれている積丹温泉芸術祭(2月15~24日)に行ってきました。
会場は、後志管内積丹町の「岬の湯しゃこたん」。
日本海に大きく突き出ている積丹半島の先っぽのほうにあります。
吹雪や雪道の運転が不安な方もいらっしゃるでしょうから、札幌から公共交通機関でどのように行ったかを紹介することにします。
まず大前提として、自動車でも列車・バスでも、時間には余裕をもって行きましょう。
筆者は20日に行きましたが、JR函館線が架線トラブルのため2時間以上にわたって不通になったうえ、代わりに乗った都市間高速バスが19分遅れて小樽に着き、肝を冷やしました。
日程のポイントとなるのは、次の二つです。
・小樽駅前→美国(積丹町の中心)の中央バス積丹線
・美国から先に行く積丹町生活交通バス(しゃこバス)
しゃこバスは中央バス積丹線が終点の美国に到着した10分後に、同じ所から発車するダイヤになっており、1日5往復が設定されています。曜日による変更はありません。
ただし、前日の午後5時までに電話予約が必要です。
積丹町のサイトの次のページをご覧ください。
https://www.town.shakotan.lg.jp/contents/post-148.html
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筆者も前日(19日)に電話しましたが、親切そうな女性が出て、安心でした。
ちなみに、美国から岬の湯しゃこたんまでは片道300円です。
さて、運行ダイヤ( https://www.town.shakotan.lg.jp/contents/e7ac9a0944a0bc1cbe99edb6cfc3a145143bc3de.pdf pdfファイルです)を見ると、美国を発車するのが
10時33分/11時33分/13時33分/16時43分/18時23分
となっています。
筆者は2便目の「11時33分」を予約しました。
これに接続する中央バス積丹線は、午前10時小樽駅発となります。
時刻表やスマートフォンアプリで調べると、札幌駅を朝9時10分に発車する快速「エアポート27号」に乗れば9時45分に小樽駅に着くので、ちょうどいいです。
しかし、JRが遅れたら、一発でアウトです(実際、アウトでした…)。
筆者はこの日の朝、地下鉄の車内で、スマートフォンでJR北海道の列車運行情報をチェックして、JRの不通・遅れを知りました。さっぽろ駅まで行かずに大通駅で降車し、「時計台前」から都市間高速バスに乗りました。
8時39分発の「高速ニセコ号」に間に合えばーと思っていたのですが、乗ったのは3分遅れでやって来た「高速おたる号」(8時36分発)でした。
意外とすいていました。
この高速おたる号は、小樽駅前に9時39分に到着するということなので、10時の積丹線には余裕で間に合うはずです。
ところがこの日は、旧国道5号の渋滞や札樽自動車道の50キロ速度規制などでバスは遅れる一方。
終点の小樽駅前(第一ビルの前)に着いたのは9時58分でした。
かなり焦りましたが、走って、ぶじ積丹線のバスに乗り継ぐことができました。
中央バス積丹線の乗り場は「5番」で、ターミナルでは一番手前(札幌寄り)です。
積丹線は余市までは10人ほどが乗っていましたが、余市駅前で大半が下り、終点まで乗っていた乗客は筆者一人でした。
積丹線のバスは美国ターミナルに定刻で到着しました。
しゃこバスの発車まで10分あるので、ターミナル内のお手洗いを借りたり、近くのセコマで飲料を買ったりする時間がありました。
しゃこバスが岬の湯しゃこたんに着くのは12時7分です。
34分かかりました。
客が8人乗れるワゴン車でした。
なお積丹町美国へは、札幌との間に都市間高速バス「高速しゃこたん号」が1日2往復しています。
高速しゃこたん号のダイヤはしゃこバスと連動していませんので、積丹温泉芸術祭に行くのにはあまり使いでがありません。
この日の帰りは、遅れもなく順調でした。
岬の湯しゃこたん発の時間は
6時40分/8時/12時36分/13時36分/15時46分
で、筆者は「15時46分」を事前予約しました。
帰りも乗客は筆者ひとり。
16時19分に美国着。
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16時29分に中央バス積丹線、小樽駅前行きが発車します。
往路では古平町内で乗り降りした男性客がいたのですが、帰りは、美国から余市まで他に利用客がひとりもいませんでした。
17時48分に小樽駅前着。
18時小樽発の快速エアポートに乗って札幌へ戻りました。
(この列車はとても込みます。筆者は運よくすわれましたが、あとで来る普通列車のほうが、時間はかかるぶん、すわれる可能性が高いです)
なお、21、22日は催しがあるので、けっこう混雑しそうで、ゆっくり見るなら23、24日がおすすめとのことです。
アートは映像が3本(各十数分)あるほかは、すべて見るのに30分もあれば大丈夫だと思います。
ゆっくり見ても1時間かからないでしょう。
入場料1500円には温泉の入浴料も含まれます。
レストランでは会期中、台湾料理が食べられます。
この二つも入れると、1本早いしゃこバス(13時36分)で戻るのはちょっと慌ただしすぎます。
あと、往路の道順については、高速ニセコ号から中央バス積丹線に余市で乗り換えるという技もありますが、かなり高度なので、またの機会に。
会場は、後志管内積丹町の「岬の湯しゃこたん」。
日本海に大きく突き出ている積丹半島の先っぽのほうにあります。
吹雪や雪道の運転が不安な方もいらっしゃるでしょうから、札幌から公共交通機関でどのように行ったかを紹介することにします。
まず大前提として、自動車でも列車・バスでも、時間には余裕をもって行きましょう。
筆者は20日に行きましたが、JR函館線が架線トラブルのため2時間以上にわたって不通になったうえ、代わりに乗った都市間高速バスが19分遅れて小樽に着き、肝を冷やしました。
日程のポイントとなるのは、次の二つです。
・小樽駅前→美国(積丹町の中心)の中央バス積丹線
・美国から先に行く積丹町生活交通バス(しゃこバス)
しゃこバスは中央バス積丹線が終点の美国に到着した10分後に、同じ所から発車するダイヤになっており、1日5往復が設定されています。曜日による変更はありません。
ただし、前日の午後5時までに電話予約が必要です。
積丹町のサイトの次のページをご覧ください。
https://www.town.shakotan.lg.jp/contents/post-148.html
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筆者も前日(19日)に電話しましたが、親切そうな女性が出て、安心でした。
ちなみに、美国から岬の湯しゃこたんまでは片道300円です。
さて、運行ダイヤ( https://www.town.shakotan.lg.jp/contents/e7ac9a0944a0bc1cbe99edb6cfc3a145143bc3de.pdf pdfファイルです)を見ると、美国を発車するのが
10時33分/11時33分/13時33分/16時43分/18時23分
となっています。
筆者は2便目の「11時33分」を予約しました。
これに接続する中央バス積丹線は、午前10時小樽駅発となります。
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時刻表やスマートフォンアプリで調べると、札幌駅を朝9時10分に発車する快速「エアポート27号」に乗れば9時45分に小樽駅に着くので、ちょうどいいです。
しかし、JRが遅れたら、一発でアウトです(実際、アウトでした…)。
筆者はこの日の朝、地下鉄の車内で、スマートフォンでJR北海道の列車運行情報をチェックして、JRの不通・遅れを知りました。さっぽろ駅まで行かずに大通駅で降車し、「時計台前」から都市間高速バスに乗りました。
8時39分発の「高速ニセコ号」に間に合えばーと思っていたのですが、乗ったのは3分遅れでやって来た「高速おたる号」(8時36分発)でした。
意外とすいていました。
この高速おたる号は、小樽駅前に9時39分に到着するということなので、10時の積丹線には余裕で間に合うはずです。
ところがこの日は、旧国道5号の渋滞や札樽自動車道の50キロ速度規制などでバスは遅れる一方。
終点の小樽駅前(第一ビルの前)に着いたのは9時58分でした。
かなり焦りましたが、走って、ぶじ積丹線のバスに乗り継ぐことができました。
中央バス積丹線の乗り場は「5番」で、ターミナルでは一番手前(札幌寄り)です。
積丹線は余市までは10人ほどが乗っていましたが、余市駅前で大半が下り、終点まで乗っていた乗客は筆者一人でした。
積丹線のバスは美国ターミナルに定刻で到着しました。
しゃこバスの発車まで10分あるので、ターミナル内のお手洗いを借りたり、近くのセコマで飲料を買ったりする時間がありました。
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しゃこバスが岬の湯しゃこたんに着くのは12時7分です。
34分かかりました。
客が8人乗れるワゴン車でした。
なお積丹町美国へは、札幌との間に都市間高速バス「高速しゃこたん号」が1日2往復しています。
高速しゃこたん号のダイヤはしゃこバスと連動していませんので、積丹温泉芸術祭に行くのにはあまり使いでがありません。
この日の帰りは、遅れもなく順調でした。
岬の湯しゃこたん発の時間は
6時40分/8時/12時36分/13時36分/15時46分
で、筆者は「15時46分」を事前予約しました。
帰りも乗客は筆者ひとり。
16時19分に美国着。
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16時29分に中央バス積丹線、小樽駅前行きが発車します。
往路では古平町内で乗り降りした男性客がいたのですが、帰りは、美国から余市まで他に利用客がひとりもいませんでした。
17時48分に小樽駅前着。
18時小樽発の快速エアポートに乗って札幌へ戻りました。
(この列車はとても込みます。筆者は運よくすわれましたが、あとで来る普通列車のほうが、時間はかかるぶん、すわれる可能性が高いです)
なお、21、22日は催しがあるので、けっこう混雑しそうで、ゆっくり見るなら23、24日がおすすめとのことです。
アートは映像が3本(各十数分)あるほかは、すべて見るのに30分もあれば大丈夫だと思います。
ゆっくり見ても1時間かからないでしょう。
入場料1500円には温泉の入浴料も含まれます。
レストランでは会期中、台湾料理が食べられます。
この二つも入れると、1本早いしゃこバス(13時36分)で戻るのはちょっと慌ただしすぎます。
あと、往路の道順については、高速ニセコ号から中央バス積丹線に余市で乗り換えるという技もありますが、かなり高度なので、またの機会に。