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承前)
釧路市民文化会館の彫刻を紹介するシリーズの最終回(米坂ヒデノリ「凍原」のエントリをまだ書いていないが)。
ロビーにある胸像である。
斎藤一明さんは釧路在住の彫刻家で全道展会員だったが、2000年に亡くなった。
彼については、下にリンクをはってある「斎藤一明の世界」が詳しく、筆者の知るかぎり唯一の文献である。
それによると、鶴居村に「刻」という大きな作品があるらしい。
ほかには、室蘭の入江運動公園に「萌」という作品があるそうだ。
「まほろば」は、おそらく石膏による、女性の像である。
穏やかな存在感のある、朴訥な雰囲気の作品だと思う。
参考
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斉藤一明の世界