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9月12日。栃内忠男さんの通夜に行く

2009年09月13日 02時36分19秒 | つれづれ日録
 大寝坊。
 午後になってから出発したため、
道立近代美術館(北海道版画協会展)→
喫茶いまぁじゅ→
ギャラリー門馬アネックス(ミカミイズミ展
の3カ所しかまわれず。

 夕方、豊平の北海斎場に、栃内忠男さんのお通夜に参列する。

 僧侶が長い読経をして、説教をして、葬儀委員長の谷口一芳さん(全道展会員)があいさつし、焼香をして-という、ごくごくふつうの通夜だった。
 画家らしかったのは、自画像が2点、祭壇にあったことぐらいだったろうか。

 「栃内忠男さんの訃報に思う
のエントリでは、もっぱら画家としての栃内さんについて書いたけれど、通夜の席で思い出したのは、ふだんの栃内さんの姿だった。

 ときおり、札幌時計台ギャラリーの女性のグループ展などで、講評を求められて、絵をしげしげと眺めては、あれこれとアドバイスしている場面に、遭遇した。
 栃内さんは、柔道をよくしていたこともあり、声が大きくてよく通る。
 ほかの部屋にいても聞こえてくるのだ。
 バリトンの優しい声で、実践的な助言を熱心にしていた光景を、何度か目にしたものだ。
 全道展の一般入選クラスの描き手あたりから見たら、栃内さんは、北海道画壇の大家であることはもちろんなのだが、まずなによりも、「優しい大先輩」であったのではないか。


 トラックバックをいただいているブログ「5号館のつぶやき」に、親類から見た栃内さんの素顔がつづられているので、お読みになっていただければと思う。


 さて。
 13日は昨日も書いたけれど、午後から仕事である。
 どうしようか。
 小樽・鉄路・写真展と、木田金次郎美術館は、たぶんムリだろうなあ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (taku 25:00)
2009-09-13 04:59:01
栃内さん、十何年も前に、授業を受けた
事が有ります。テンペラだったかも
知れません。前の拠点の近くに、実家
が有ったようです。
ご冥福を、つくづくお祈りいたします。
返信する
Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-09-13 23:40:45
そうなんですよ。栃内さんのところに行くたびに、ああtakuさんとこが近いなあと思ってました。

もう西線14条の電停を利用することって、めったになくなりました。
返信する

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